レッスンに楽譜を忘れて行った

音楽
ぼけナス、おたんこなす

来月早々、音楽教室のイベントがある。
本来、弦楽器各種のレッスンなのだけど、特別にあたしはチェンバロ先生について通奏低音を見学、一部弾かせてもらう。

先生から、スコア(総譜)を用意しておくように言われてたのだけど、なかなか教室から案内されなくてね。
レッスンに間に合わない。iPadに2種類のスコアをダウンロードして、ちょこっとだけ練習はした。

五線紙に、通奏低音パートだけ手書きで写す。
それに付けてある数字をもとに、右手で和音をつけるのがチェンバリストの仕事。

その右手部分は、本来楽譜を読むのと同じスピードでパッと弾けなければならない。
あたしもそこまで到達したいのだけど、全然、まだまだできないので、和音を書き留めておくための五線がもう一段必要なんだ。
iPadを見ながら、ようやく7ページ作ったよ。

一昨日の木曜にレッスンだったから、プリントもしなきゃな、と思ってたらやっと火曜に教室から「ここからDLしてください」と案内された。

急いでコンビニにプリントしに行ったが、ダウンロードに失敗したのか読み取れない。
いったん帰ってきてDLをやり直し、翌水曜にプリント、製本した。

そして木曜、室内楽から帰ってきて、その製本した楽譜を用意。
スコアだけじゃなく、各パート譜も全部印刷したよ。
チェンバロ生徒を募集してないのに参加するのは申しわけないので、弦レッスンも正式に申し込んだから。

でも、レッスンで使うのはチェンバロ用だけね。
月曜の発表会のあと、夜なべして作った手書きパート譜と、製本したてのスコアをクリアファイルに入れ。
そのほか念のため、通常の曲集も重ねて準備してから室内楽の練習に行ったの。

帰ってきてから楽譜をリュックに入れ、ちょっと迷ったけど念のためiPadも追加。
ほかのパートも全部iPadに入れてあるから、もし見たくなったら見られる。

・・・・・・で、お察しのように。
レッスン室の外の椅子についてリュックを開いたら、一番大切な手書きパート譜とスコアが入ってない。
通常の練習曲集2冊が分厚くて重いのだけど、それに挟んであったクリアファイルが抜け落ちてた。

時間が来て先生から部屋に迎え入れてもらって、まず懺悔。
先生、表情は変わりなく落ち着いてらっしゃる。「わたしもスコアは持ってきてないのですが、どうしましょうね」

あの、iPadなら持ってきてるんですが。

先生ニッコリ、「じゃ、それでやりましょう」
ああよかった。
どの楽器か知らないけれど、レッスンのときiPadでもいい先生とダメな先生がいるとネットで聞いてた。
この先生はほんとに優しいから許してくださったのか、それとも緊急事態だからなのかはちょっとわからない。

せっかく作ったけれど、手書き五線紙はあったとしても使わなかった。
それに書いたものを弾くのでは勉強にならないからって。やっぱりねえ。

レッスンで教えていただいたもの(和音)を、録音を手がかりに後でメモしておくのに使おう。

そして、もうそのイベントまでの間にレッスンはないの。
和音だけじゃなく、少しリズムも付けてくださった。とてもじゃないが、教えてくださったこと全部覚え切れない。
イベントでは主に先生が弾かれるから、それを録音して復習したいな。
独奏じゃないから、弦に埋もれて聞こえないかもね。

本日のオマケ

なすが2本ありまして。ウナギの蒲焼きに見せかけて友人が上手に「うな重もどき」を作っていたので、真似してみたけど無残。

ごはんを炊こうと思ってたんだけど時間がなくなり、クスクスで代用したら余ってしまってのこりを夕飯にしたよ。

ときどき、ラムが食べたくなる。いつもは焼いただけで食べるけど、ゆうべはクスクスの上に置いて。

ビーガン料理本に出ていた「ちぎりどうふのサラダ」は、豆腐に塩とレモン汁を混ぜておくとチーズのようになると書いてあった。

厚揚げをちぎって使ってみたけど、チーズの代わりになるとは思えないなあ。てか、豆腐のままで十分おいしいよ。たまたまレモンを買って来たので、せっかくだから皮も薄切りにして混ぜてみたよ。

先日開栓したスパークリングも飲みたいけど、肉料理には赤ワインも飲みたい。ええい、両方飲んでしまえ。

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コメント

  1. うなゆき より:

    そうだ!そうだ!呑んじゃえ!
    上手くいかない日もあるよネ
    せっかく夜鍋して作製したのにね。

    でも、楽譜が有れば、その通りに弾けば、って素人が思うけど
    リズムも変えるってジャズみたい
    本当、音楽って奥が深いね
    コレは、いつかよはねす先生のリサイクルを開催しないと、ですよ。

    • よはねす よはねす より:

      両方呑むのは簡単。初見大会うまく行ったら祝杯だーと予定してて、うまく行かないからってひとつに絞るのは難しかったです。

      和音をジャン、ジャンと単純に鳴らすだけじゃ芸が無いのです。これはホント、まるでジャズみたいにセンスがないと芸として成り立ちません。
      ところで上野の常設展て写真撮っていいんですね。しかも空いててお得。あ、芸に損得勘定を言ったら無粋ですね。
      そしてネウマ譜みたいな作品、これでもかとゴージャスに仕上げてありますね。うなゆきさんにぴったりでございますよ。

  2. じゅん より:

    西洋美術館の常設展、65歳以上はいつでも無料なんですよ。誰でも無料の日もあります。他の国立の美術館も65歳以上無料だったと思う。
    西洋美術館の常設展は昔はすごくすいていたんですが、インバウンドで今、上野は外国人だらけで、常設展も外国人けっこういます。子どもやファミリーもいて、気安く入れる美術館になってますね。竹橋の国立近代美術館もいいですが、こっちはあまり知られてないのか、かなりすいてます(常設展)。

    西洋美術館には中世の写本のコレクションがあって、その中に楽譜になってるのもあるんです。しかもその楽譜を演奏したのが公式サイトで聞けるようになってたと思います。去年、大規模な展覧会やったんですが。このコレクション、大好きです。七宝焼きのすごいコレクションも最近寄贈されて、小企画展でやってましたが、みごとでした。どちらも一部は常設展で順次入れ替えながら展示されてます。

    私の大好きな場所の話だったんで、ついつい興奮して書いてしまいました。あ、世界遺産になった建物も見ものです。