定期演奏会打ち上げにて。
飲み放題コースだったのに、なんと「ビールは除外」で。
予約した幹事さんも、それは気づかなかったそうだ。
一人4000円で、ビール有りにしたら+600円なんだって。
んー、そこまで高くなるんじゃ、抵抗あるよね。
いつも、最初から最後までビールのあたしも、困ったけど納得。
でも、みんなビールが飲みたそうだったなあ。
ビールが飲めないせいかわからないけど、あたしたちのテーブルはあまり盛り上がらない。
コンミスさんとは古い付き合いで、優しい人だけど「偉い人」と感じているので、少し恐れ多くて、バカ話などできないタイプ。
同い年らしいんだけど、ですます調でしか話しかけることはできない。
何の話題だか誰と話したのかも覚えてないけど、なにかあたしが口を挟んだのね。
コンミスさんが「よはねすさんて、いつもその場の空気を上手に変えてくれるの」ってほめてくれたの。
こういう、世間話をしなきゃいけないシチュエーションになると、必ずあたしを何かほめてくれる。
その場、直後なのにあたしは自分が何を言ったのか全く思い出せない。ぽかんとしながらも
「コンミスさんって、ほめ上手ですよねえ」と返したこれは本心。
そこにいた、仲良しクラリネットのダンナ様が参加してくる。
「ボクも、うちのパートに来る後輩には絶対ほめる事しか言わない。
今の良かったよ、それだよ、と言い続ける。そして、本当にどんどん上手くなる」
コンミスのダンナ様も参戦。
「オクサンが教えた子たち、プロになる子が何人もいるんですよ」
彼女はバイオリンやビオラの先生をしてるの。
「今年は○○フィルや△管弦楽団に生徒が入ってくれて」
いやいや、それはすごい。音大に入れるだけでもすごいのに。
心底感心して、お世辞ではなく思ったことを言っただけなのに、コンミスさんは決まり文句でまたあたしをほめてくれた。
「よはねすさんが入団したとき、未経験だと言ってたけど、反射神経の良さには驚いた」
これ、今までに5回ぐらい言ってもらったことがあるよ。
あたしは照れを隠して「出た、ほめ上手」とストップをかけてしまった。
でも、思うところがある。
そういえばあたしのお隣さん、楽譜のボウイングが間違いだらけなのに、なぜかみんなとボウイングを合わせてるんですよ。
これって、もしかして彼女も反射神経がいいのかも知れない。
初心者だったあたしが、反射神経だけでまるで弾けたように装うことができたように。
あたしも、今度彼女に「反射神経がすばらしいですね」って言ってみようかしら。
本日のオマケ

最近も作ったと思うけど、ラム肉のホイコーロー風。見切り品のパプリカをこれで使い切った。
前回は味つけが薄すぎたんだよな。今回はフライパンにこびりついてしまった肉をしっかりこそげ落として、盛り付けた皿の上に振りかけたらそれが良いソースのようになった。偶然。
レシピは、こんな本を参考にしたのよ。




コメント
色鮮やかな回鍋肉
艶々して美味しそう!
コレぞ、中華って感じです!
人を褒めるのも難しいけど
もっと難しいのが、褒められる事ザンス
照れるあまり、変な事を口走ってしまうねんヨ
コレって相手に凄ーく失礼って注意された事があるよ
最近やっと、笑顔で、ありがとうございます♪
って返せるようになったけど
まあ、滅多に褒められる事が無いので
このテクニックを披露する機会が無いのが残念です
うーむ、深い。確かに、ほめられ慣れてないとびっくりして、変な反応しちゃいますね。
ほとんどおちょくってる。確かに失礼だわ。
かと思うと「どこかのワンマン社長みたいにおだてられていい気になって」ってメイから叱られたこともあるんざんすよ。そのトラウマも消えてないんだなー。
そういえばうなゆきさんのブログをたまにほめると、謙遜で否定することはないですよね。でも、ちゃんと照れてるのが伝わってくるから、いい感じですよ。あ、ほめちゃった。今うなゆきさん、どんな顔してるんだろうなー。