政治経済天変地異、自分に関係なければ興味がない。
でも、常識知らずとバカにされたくないので、毎朝毎晩7時のニュースだけはラジオっで聞くようにしてた。
しかし、勤めをやめるとね、そんな世間話をする機会もなくなってくるのよ。
だんだん、ニュースを聞く時間すら惜しくなってくる。
その時間に・・・・・・寝ていたい・・・ごめんくだらなくて。
ゆうべは、夕飯後にお風呂をサボって、珍しく楽器練習をしていた。
消音器を使って、しかもそーっと弾くだけだから、マンションでもたぶん、ほかのお宅に音漏れはしてないと思う。
そのチューニングに、スマホを使うんだけどさ。
うっかり触ると、ブラウザが開くことがある。
以前の機種ではそんなこと気づかなかったから、機種によるのかしらん。
で、偶然開いたブラウザには、テレビやラジオで扱われるような重大なニュースは全く載らない。
むしろ、あたしの興味をそそるようなお金の話とか、一切興味ないけど芸能界の話ばっかり。
訃報その一
ところがゆうべ、トップに載ってたのは指揮者秋山和慶さんの訃報だった。
今年元日に、自宅内で転倒し頸髄(けいずい)を損傷、引退宣言をされたばかりだった。
驚いていたが、今朝改めてネットニュースを確認したら、死因が肺炎だってんで、二度びっくりだった。
二年前、彼が指揮してくれる臨時オーケストラに参加した。
すでにいいお年だから、このチャンスを逃したら後がない、なんて不吉なことを思ってしまって先生ごめんなさい。
練習所玄関で人待ちをしてたら先生が到着して。あたしが先生に挨拶したいがために立ってたと誤解させたかも。
それはそれは優しい笑顔をあたしに向けてくださったのが、先生には申し訳ないがあたしには貴重な思い出。
握手もせず、写真も撮らなかったけど、それでいいのあたしは。
本番終演後はサインを求める長ーい列ができたけど、あの列に並んだ人たち今ごろサインを飾り直してるだろうな。
訃報その二
今朝はその続報に続いて、もうひとつ訃報があったね。
森永卓郎さん。
ライザップのCMは見たことがない。図書館新着図書一覧でよくお名前を見かける程度だった。
でもね、唯一彼の著書で読んだのは「モリタクの低糖質ダイエット」。
彼の、お金の話の本は読まなかったなー。
「年収200万円でも」とか、どっちかというとあたしの目指す方向じゃなかったからね。
でも、面白い人だなーとは思ってたよ。
癌は誤診じゃないか、という人がネット界にいて(お医者さんです)、そうだといいなと思ってた。
残念。
日経ニュース
三つめにショックだったネットニュースは、経済。
『個人が選ぶベスト投信 アクティブ1位は「結い2101」』だと。
これは鎌倉投信が発売してる投信で、あたしも2015年から7年間ぐらい持ってた。
ほかに持ってた投信と比べて、これだけが成績がぱっとしないから一気に解約しちゃったんだよな。
これを最初に買ったのは、理念がよかったから。
利益、業績が伸びる」ことよりも、日本のためになる仕事かどうかで会社を選んで構成する投信。
だから、ほんとは「成績が悪いから」なんて理由で手放すのは矛盾している。
この成績が伸び悩んだのは、株式と社債、現金の保有割合のせい。
あまりに成績が悪いので見直したら、現金がとても多くて、運用してないんだもん。
安全を狙うならそれでいいんだ。でも、リスク回避はあたし個人でやるよ。
現金と株式の割合は、あたしが決める。投資に回したつもりのお金は、すべて運用してほしかった。
なぜ、これが1位に選ばれたのか、あたしには理解できないや。
本日のオマケ
きのうの朝ご飯は豪勢だったよ。前夜のフリッタータ、3分の1ぐらい残したので。
昼、変な時間に煎餅3枚食べて出かけて13000歩も歩いた。
夜はピェンロー鍋。
白菜の代わりは青梗菜。というか、青梗菜を消費するためにまず思い浮かぶのがピェンロー鍋なんだ。鍋の底に沈めてしまって、ほとんど見えないけど。
朝から乾シイタケを鍋の中で戻しておけば、ほとんど手間いらずにできるんだね。というのは、いつも好物の白滝を茹でてから入れてたので、けっこう面倒だった。
きのうは春雨を買ってきたから、戻さずそのまま直接鍋に入れられて、こんなに楽ちんなものかとびっくりしたよ。
れんげの上に乗っているのは、数の子松前。いただきものがもったいなくて、なかなか食べきることができない。
コメント
森永卓郎さん、余命宣告の後も最後まで言いたいこと言って、好きなように生きた感があるね。
語弊はあるかもしれないけど、羨ましい生き方だった。
見えないところで大変だったんだろうけど。
そうですよねー秘宝館でしたっけ、好きなものバンバン蒐集してね。それを許すご家族も懐が深いというか、面白がる度量があったのか。あの分だと、いくら家族でも、何を言っても無駄でしょうけどね。
彼の最近の著書、もう図書館に予約してあるんですよ。終活の話。きっと貴重なことが書かれていると、期待しているんです。