消防設備点検と、ピアノリサイタル

おでかけ
浜離宮朝日ホール

きのう、東京は大雨の予報だった。
でかける予定がなくて、よかった。
でも、午前中に消防設備の点検だけ、予定が入っててね。
大雨の中、お仕事の方々ご苦労さま。
って、思ってたよ。

同じフロアか、上の階のお宅か。
ゴトゴト音がする。
そろそろウチの番が近づいたか。
お隣にピンポンして「・・点検に伺いにきました」っていうのは聞こえた。

・・・それっきり、10分経っても20分経っても来ない。
ついに、全戸午前中で終わる予定だったのに、12時過ぎても、夕方になっても、来なかったのよ!

どゆこと。うちが点検済みと勘違いされた?別のお宅が時間変更したのに、うちと間違われた?

どうせ点検ったってさ、火災報知器鳴らして、バルコニーの避難はしごが動くか確かめるだけ。
あ、消火器の使用期限も確かめるわ。

ウチに来てくれませんでした、って言った方がいいのかな。
別の日に来てもらうと、またその日在宅を強制されるのもダルい。
どうせ半年に一度やるんだ、今回ぐらい抜かしたって大丈夫だよな、とも思う。

きのうは一歩も外に出なかったからね。
ブログネタとしては、これだけなの。

しょうがない、読者少ないけど、コンサートに行ったネタを書こうか。

おととい行ったのはピアノリサイタル。
オケ仲間がsonoligoシステム有料会員だから二人まで無料で同伴できる。
いつものように誘ってもらって、奥様とあたしと三人で出かけたよ。

アレクサンダー・コブリンというロシア人。
ヴァン・クライバーンコンクール優勝、ショパンコンクールも3位入賞、でもあたしはその名を全く知らなかった。

クライバーンコンクールの名前は有名だけど、そこで優勝してもあまり有名になる人少ないんだよ。
あたしでも知ってるのはラドゥ・ルプー(もう死んじゃった)と、辻井伸行の二人だけ。

でも、その他にも多くのコンクールで受賞してるから、腕前は確か。

前半はラフマニノフの練習曲集「音の絵」を軽々と弾き、後半はチャイコフスキーの「四季」を色彩豊かに楽しませてくれた。
NHKBSで後日放映されるんだって。
友人夫妻の家でもBSが見られるそうだから、わざわざ生演奏を聴きに来る価値が減ったかな。
でもうちはテレビないからね、一発勝負、真剣に聴いたよ。

友人夫によると、テレビ放映するのに空席が目立つのは困るから、このsonoligoシステムを使って客席を埋めたのだろうと。
端っこまで、ほとんど満席だったよ。

この二人と「音の絵」を一緒に聴くのは二度目かな三度目かな。
昨年が、ラフマニノフ生誕150年だったせいだろう、他のリサイタルでもこのところ何度も聞いた。
弾くのが難しそうだなと感心するぐらいで、だいたい最後まで聞けなくて途中で眠くなっちゃう。
この日も、瞬間的に意識が飛んだけど、なんとか首ガックンはせずに済んだ。

友だち、奥様のほうね、普段あたしとは馬鹿話ばっかりで、音楽の話はほとんどしたことがないの。
でも珍しく彼女が「ラフマニノフが好きなの」と向こうから言ってきたから、ちょっと意外だったよ。

休憩時間に夫がトイレに立ち、席を素通りしてステージへずんずん歩いていく。
ピアノの側面に書いてあるブランド名を確かめたかったようだ。
あたしは席から辛うじて読めるんだけど、彼には見えなかったらしい。
ブランドはSHIGERU KAWAI。河合楽器製作所のピアノは昔はただKAWAIとしか書いてなかったけど、新ブランドが最近人気あるね。
このピアニストコブリンは、「シゲルカワイアーティスト」の肩書がついてる。
プログラムにもバッチリKAWAIの広告が貼ってある。

休憩後の「四季」も、小曲の連作。ほとんど切れ目なく次々に弾くのは、途中で拍手などの切れ目を入れたくないからだろう。
こっちは素人でも手に負える曲がいくつかあるよ。
一番有名なのは「6月舟歌」。韓国映画で、これを全編に亘って流してるのがあったな。
弾きやすくて有名なのが、われわれアマチュアピアニストにとって最高にありがたい。

アルヘリチのこの演奏は、ちょっと過剰と感じる

拍手喝采、最前列で拍手を贈る人、花束を差し出す女性二人。
友人夫は「一升瓶出したら受け取ってくれるかな」だって。この人お酒ほとんど飲まないんだけどね。

アンコールはシューマン、「子どもの情景」という曲集の冒頭の曲。
ちなみにこの曲集の7曲めが、有名な「トロイメライ」だよ。

そういえばこの日の曲、全部小曲集だったな。

本日のオマケ

彼らと6時半に現地で待ち合わせだったので、うちを6時ぐらいに出ればよかったのに、まちがって16時だと思いこんじゃってね。

きづいたら15時半、大慌てで料理して食べたのがこちら。

ブロッコリーは後で添えただけ

「糸こんにゃくとまいたけの洋風炒め」ってレシピを見て、しらたきで作った。

しらたきの使いかけとベーコンが残ってたので、どうしてもこの日に使い切りたくてね。

しょうゆ酒みりんとにんにくチューブで味つけ、どこが洋風かよくわからない。

写真撮って一口食べて思い出した、あらびき黒こしょうを掛けるのを。

掛けた写真はなんとなく汚らしいので、あえて掛ける前の写真を。

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コメント

  1. にゃんた より:

    火災報知器点検、たぶんお隣の人が「この間鳴ってたみたいだから大丈夫ですよ」って言ってくれたんだよ(^^)
    消防点検、1回や2回では怒られない。ただ2年くらいほったらかしにしてると、なんとかさせて下さいって泣きついてくる。
    ぼくは会社経由の契約だったから、会社からもお願いされたのでオランダからの帰国日に合わせてピンポイントできてもらいました。

    • よはねす よはねす より:

      へ、へえ?お隣さん親切(;^_^A
      怒られる心配はしてないですけどね、だってせっかく待ってたのに来てくれない方が悪い。ただ万一火が出たとき報知器が作動しなかったら怖いだけなのです。
      海外赴任って、意外なところで支障がでるんですね。経験した人でないとわからない。

  2. うなゆき より:

    エ!糸蒟蒻とシラタキって別モンなの?
    我が郷里では、シラタキという名称はなく、関東の人がおんなじ物をシラタキって言うのと思ってたよん

    • よはねす よはねす より:

      あ、そうなのね。食べ物ってほんと地域の特色が出ますね。
      糸こんにゃくは灰色で直径4ミリぐらい、しらたきは真っ白で2ミリぐらいだと思ってます。