タクシーアプリ初めて使った

医者嫌いで、風邪ぐらいじゃ絶対行かないけど。
たかが足の小指だけど、今まで骨を折ったことがないあたしは、これが初骨折なのか確かめたかったので。
行ってきたよ、レントゲン撮りに。

1年以上前に、郵便受けに入ってたタクシーアプリクーポンを、取っといてよかった。
車酔いするあたしはまず使わないと思ったんだけど、万が一のためと思ったんだよ。
誰かが遊びに来て終電を逃したとか、あるかもしれないじゃん。

まさか自分のために役立つとはね。
クーポンのQRコードからインストールして、クーポンコードを入れたら3000円分の料金として使える。
ただ、やっぱり古くてそのコードは無効。
でも、インストから30日間は、1回につき500円割引は有効だった。十分うれしい。

予約したら、クルマのナンバーを教えてくれるんだね。
あたしの服装を教えることもできる。

指定場所で待ってたら2台のタクシーが来てさ。
なんだろ、間違えて前のタクシーに乗ったらその運転手さんがお仕事を奪うことでもできるのかね。
わかんないけど、ナンバーを確認して、予約したほうの後続のタクシーに乗った。
「お世話になります」と乗り込んだら「よはねすさんですね」と確認される。

タクシーアプリ、今回初めて使ったんですよー、と、しばし運転手さんと談義。
行先を打ち込んであるから説明しなくていいし、支払いやレシートの受け渡しも不要。
客もラクだけど、運転手さんが喜んでた。支払い、お釣り・・・なんてモタモタすると後ろからクラクション鳴らされるんですよ、なんてね。

レントゲンの結果、キレイにすぱーんと骨折してたよ。
針金を刺して固定するとかの方法もあるけどボクはやらない、なんてお医者さんはカジュアルな方。
薬指を添え木代わりにして、一緒にテーピングで固定するだけ。看護師さんがやってくれた。

あたしが履いてたサンダルを見て、「そういうのを履いて、もうぶつけないようにしてください」と。
ぶつけないように、そりゃしますわな。冗談で言ったのかな。なんにせよ、手持ちのサンダルで歩けるのは助かった。
急に涼しくなったので、ひとりだけ季節外れのサンダルでうろうろすることになる。

1週間後に、もう一度レントゲンを撮るそうだ。
曜日によって医者が違うそうだから、土曜がいいのかなあ。混んでるから、違う先生になっちゃうけど月曜にしようかなあ。
骨がくっつくまで2カ月かかると言われた。テーピングがいつまで必要か、訊くの忘れたから今度訊こう。

診察が終わったのでアプリでタクシーを呼ぶ。
行先は入力しなくても大丈夫、ってさっきの運転手さんから教えてもらってた。
図書館に寄り道してから自宅まで送ってもらう。

今度の運転手さんは若くてとても腰が低い。同じタクシー会社と思えないほど違う。
「来るときのタクシーで聞くの忘れたんですが、レシートは出ないんですか」と言ったら「すみませーん」と謝る。
アプリから領収書を出せるから、タクシーでも出すと二重になってしまうので会社から禁止されてるそうだ。
個人で事業をしてる人は二重に経費申請できちゃうから。

あー、わかるよ。
仕事で伝票チェックしてたら、同じ日付で2枚のタクシー領収書が付いてたことがあってさ。
金額は少し違うからダブって出したのではないけど、同じ日に2回深夜残業して帰宅したっておかしいでしょ。
「これは認められないよ」と言ったら怒っちゃって。「もう、いいよ！」ってそっぽ向かれて、しばらく気まずかった。

しかし、アプリから印刷ってどうするんだろうな。うちの会社では少なくとも紙の領収書がないと経費精算できなかったけど。
今後、経費精算方法もペーパーレスになるんだろうね。

運転手さんがメータだけ見せてくれたら、2100円。わー、けっこうかかっちゃったな。
しかしあとでアプリ見たら、なぜか1700円だったよ。
クーポン割引だと思ったけど、あれは500円のはず。差額は400円、100円はどこへ行った。

本日のオマケ

この日の昼ご飯。残りごはんで、レタスとしらすの梅チャーハン。梅を利かせておいしいのに、梅が見えないな。

百均で買ったすりごま器は、ぜんぜんゴマが出てこない。いらいらしてカパッと蓋をあけてふりかけたら、ドサッと出てしまった。