先日、駐輪違反をした日の午後、楽器を修理に出しに行った。
楽器屋もキンコーズも、徒歩だと片道20分ほどの反対方向で。
両方歩くと歩きすぎになるから、片方は自転車を使ったんだよね。
時間も節約できたはずなんだけど。
キンコーズでスキャンした楽譜を無事にN村さんに送信して。
ああ、やっとバラのまま使ってた楽譜を製本できる。
と思ったのに、そんな時間はない。
楽器修理の予約をしてあったのは午後3時半だったのに、時間はどこに消えたのか。
あたしの親友が、わざわざ遠くからこの楽器店(後楽園の近く)に弓の毛替えをしに来たので知った店。
あたしの行きつけの店(お茶の水)では、修理に3週間ぐらいかかるし、手間賃も30万円近くかかるなんてオソロシイことを言われたの。
いろんな人に相談したけど、後楽園近くの店にぜひと強く勧める人がいたから行ってみたんだ。
御茶ノ水は弦楽器工房、目の前で作業している様子が見られるけど扱ってるのは主に大量生産品。
あたしが23歳のみそらで入門した先生に頼んだ時、この店のドイツ製の新品の楽器を買ってきてくれたんだよ。
もう1種類、チェコ製のと迷ったが予算が合ったのでこちらにした、と言われたのを覚えている。
こちら後楽園の楽器屋は、1本1本吟味して輸入しているようだ。
ふだん我々が使っているモダン楽器だけでなく、バロック音楽用のオールド楽器も得意みたい。
予約時間よりだいぶ早く着いてしまった。
待たされた部屋には弦楽器各種と弓が展示されている。
ここで楽器を買った音楽家の色紙や写真も飾ってある。
有名なバイオリニストがいる!漆原朝子さん。
残念ながら写真はなかったけど、良い楽器と出会えた謝辞が自筆で書かれていたよ。
あたしの楽器は、あたしが生まれるより数年前に作られたもの。
当然、モダン楽器である。
楽器の内側に貼ってあるラベルを見たらすぐわかるのに、工房の人は「モダンとして購入されたのですか」と確認する。
ほぼ素人のあたしにはわからないけど、モダン楽器でバロックを弾きたい人はオールドのように調整したいって人もいるのかな。
要望を聞かれた。
調弦が10分ともたず狂ってしまうこと、弦高が高すぎることを訴える。
ネックの角度が、2か所山があること、弦の張力で引っ張られネックの角度が変わってしまうこと。
そのせいで調弦も狂ってしまうこと。
指板の厚さが薄くて弦高が高くなってしまうこと。
などなど、丁寧に説明してくださった。
「今年の夏は暑かったですからね」と、狂ってしまったのを慰めるようなつもりで言ってくれたのかな。
常時冷房を28℃にしていたのに。もっと低いほうがいいんでしょうか、理想は何度ですかっ。
外に持ち出すときに、あまり差があるのも結露などしてしまうので、28℃でいいそうだ。
ネックの角度を変えるので4万、指板を取り替えるので4万、駒を取り替えるので2万。
合計、約10まんえん。
おお、上出来。お茶の水で言われた額の1/3で済んだよ。
修理期間は、同じく3週間。
こっちの店にして、よかったー。
「なおしたら、この楽器、相当よく鳴りますよ」なんて言われた。
へへー。ほんとかしら。なんでそんなことがわかるんだろうね。
じゃあ、今お借りしている楽器の音量が大きくてびっくりしたけど、あれに近いぐらい鳴ってくれるのかな。
あそこまで大きくなくてもいいんだよなー。慣れてないから、大きい音が出てしまうと恥ずかしくなっちゃう。
小さく弾こうとすれば小さい音も出せるんだけどね。
おまけのオマケ
まだ昼間は暑い。帰ってきたら室温28℃。
あずきバー食べ尽くしちゃって困ったなと思ったら、バラで復刻版が売ってた。
これで1日しのいだら、そろそろ秋も終わりなんじゃ?
箱入りの現行あずきバーより、復刻版のほうがあずきの割合が多い気がしたよ。
みんなも食べ比べてみてねー!
きのうの夕飯は、金曜だったのでマイルールによりワインの日。
栗とヘーゼルナッツとロビオラチーズのソース(レトルト)を温めただけの簡単メニュー。
めっちゃケモノ臭いのよ。動物性原料はチーズだけなのに。
ググると、ロビオラチーズといっても何種類もあって、クセはあまりないということなんだが。
これだけじゃたんぱく質不足。ありがたい、この日大好物のカツオが特売。
ケッパーと紫たまねぎでマリネにしたよ。
元レシピはまぐろとパセリだけど、乾燥ミックスハーブにした。
コメント
相変わらずオシャレな食卓ざんす
楽器の修理代にそんなに差がある事にビックリ
一月分の生活費ざんすよ〜
ニュースを見てる時は みんなでインフレを受け入れ適切な人件費へ、と思うけど
いざ実際にお財布を開く時は 少しでも安い方を探すよね〜
ありがとうございます。品数は少ないけど、金曜だけは少し力を入れます。
こちらとしては人件費を払ってるつもりでも、会社の利益に吸収されちゃったら悔しい。大企業の法人税をもっと取ればいいのにといつも思います。年収の高い企業名と金額一覧なんか見ると特に。楽器工房は金額に見合うほど成果に差があるのか疑問です。どうも、工員さんの年齢に比例してる気もします。
いいお店に出会えてよかったね。相見積もり大事。
復刻版の小豆バー、しっかり硬い?
あれはやっぱ歯が欠けるくらい硬くあって欲しい(^^;
はい、お仲間が「せめて見積もりを取りなさい」と強く言ってくれたおかげです。よかった。
あずきバー、一番比べたいのは硬さですよね。最後の1本残しておけなかったの残念だなあ。つまり、比べてみなきゃわからないぐらい、差がわからなかったってことです。ほんとに歯が欠けたら絶対困るんだけど(;^_^硬いほうが食べるのに時間かかるから歓迎。逆の意味でのタイムパフォーマンスだな(≧▽≦)