人事評価シート

リタイア

ゴールデンウイークは、大多数の会社員にとってうれしいんだろうね。
どっこい、毎日が日曜の隠居にもうれしいんだよ。

イベントは基本的に嫌いだけど、GWは音楽イベントそれも無料のがたくさんある。
会社員の友達や親戚にも会える。4年ぶりの友達もいるよ。
このGWに辛いことがあるとすれば、忙しくて無料イベントも半分しか行けないことぐらいだな。

4年ぶりに会う友人は、元同僚。ウチの会社は10年ぐらい前に去っているというのに、時々連絡をくれるありがたーい人。
人嫌いなあたしが、ずっと付き合いたいと思う数少ない友の一人。
ちょっと心配なのは、会ってない4年間に会社生活で起きたことをずいぶん忘れちゃってること。

リタイア後の生活には楽しいことしかなくて、わざわざ昔を振り返るほどヒマじゃない。
未来のことも、今のところ心配ないなあ。遠い(?)将来、転んで骨折して入院でもしたらボケるかも、ぐらい。

40年勤めた事務職は、好きでもないけど嫌いでもない。
ときどき難しいことが起きると一日だけ会社に行きたくなくなるけど、給料もらってるのだからそれぐらいはしょうがない。

そうだ思い出した、イヤだったのは仕事じゃない。人事査定用目標設定シート作成だったな。

営業さんなら、目標設定と成果を数字で表すのはわかりやすい。難しいのは目標達成だけだ。
しかし事務員にとって、数値で表わせる仕事って何がある?

挙句、実は事務員の査定にはこのシートは使ってないんだ、と人事がこっそり言う。
「目標到達経過を上司と面談する際の、コミュニケーションツールとして使っていただければ」って言ってたなあ。

まあね、人事もなにか仕事を創り出さないと自分の評価につながらないから。
こんなことを考えつくのもわからないでもないけど、全社員の大きな負担、大きなお世話だー。

「実は使ってない」と言われても、なにか字を埋めないと上司も人事も形式上困る。
これが苦行だったな。

友人が大学生だったころの話を覚えてる。
期末テストが論文形式で、書けなくて困った学生が無理やりカレーライスの話に持って行って、「ところでおいしいカレーを作るには」とレシピで答案を埋めたらいい点がもらえた、とか。
答案用紙の束を窓から撒いて、先に落ちた答案はギッシリ鉛筆の芯が乗って重いから落ちた順にいい点を付ける、とか。

仕事の目標シートにカレーの作り方書いて査定が下がった人が万一いても、当方責任は持ちかねるので念のため。

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コメント

  1. にゃんた より:

    似たような話ぼくも知ってる
    カレーの作り方を書いて提出したら不可。
    理由を聞いたら「お前のレシピはジャガイモが入っている。おれはジャガイモが嫌いだ」だったとか。