弓の毛交換してあげたい

昨日は、昼は快適だったのに夜暑くなったよ。
オケ練だったけど、もう冷房入ってないから汗ふきふき。
半袖はやりすぎかなーと思ったけど、半袖さえまくり上げた。

なのに、練習後仲良しが「練習所のトイレが暖房便座なのに電気入れてくれてなくて、冷たくて飛び上がっちゃった」と報告に来てくれた。
てっきりおうちの話かと思った。

4時すぎに家を出て帰宅が10時。
4時まで変な時間のごはんを食べて、これを超早い夕ご飯にしたつもりだったけど、夜の電車ホームで空腹が辛すぎる。
この駅、シュークリームとかサンドイッチとか食べ物が充実してる自販機があるんだ。
すごくそそられたけど、なんとかゼリー飲料でこらえた。

そんな昨日は、お隣さんの話。
この人、弓の毛を毎週よく切るんだよ。

知らない人、いるかな。木でできた弓に馬のシッポの毛を張って、松やにを毛に塗って、羊の腸を乾かして作った弦をこすると音が出る。
これを思いついた人、誰だろうねえ。

あまり高速でこすると、摩擦で高熱になり毛が切れる。
コンサートマスターもすごくよくぶちぶちと切っている。
ちなみにあたしは、不器用に動かして、間違ったところに毛が引っかかったときだけ切れる。

先週の話だけど、練習後に、お隣さんが見せてくれた弓は、もう半分しか毛が残っていなかった。
ひえー。こんなんでよく音出るねえ。
忙しくて、張り替えに行く時間がないそうだ。

後ろの皆さん方にも「見てコレ」と見せたらびっくりしてた。髪はたくさんあるのにねえ。弓の増毛をお早めに。

その場では笑ってしまったけど、二日後に思い出した。
彼の行きつけの楽器店、あたしと同じ店って昔聞いたことあるよ。
あたしは引っ越したら、そこまで歩いて行けるようになったから楽ちん。

彼の弓を1週間だけ預かって、張り替えに出してあげたらいいじゃん。
メールを出した。
「おととい笑ってしまってごめんなさい。なんであの場で思いつかなかったのか。弓1週間だけ交換しましょう」
彼が多忙なの知っているので「返信急ぎません」というタイトルにしたけど、2日後に返信くれた。
「よはねすさんのご都合がよければお願いできるととても助かります」

なのにね。きのう練習が終わって預かろうとしたら彼辞退するの。
自分で何とかしますって。
遠慮してるなと思ったから
「いつもお世話になってるからご恩返しができるのに、そういうわけで遠慮ならいらないよ?」
といくら言っても固辞する。
ふーん、大丈夫?いつでも承りますからね、と言って別れたけど。

せっかく役に立てると思ったのになー。ちょっとだけもんもん。

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コメント

  1. にゃんた より:

    あら。もっと断りづらいところから声をかけられたのかも。
    俺の知り合いのところでやってやるよ、とか。
    恩返しはまたの機会に(^^)

    • よはねす より:

      ほほう。にゃんたさんは想像力がおありだからなあ。負けましたわ。でもねえ、それならそうと言ってくれたらこちらも納得しやすいのに。
      謙虚な人って、それもいいにくいんですかねえ。謙虚じゃないあたしには到底想像ができませんわ。