鼻のかさぶたにはメンタームだよ

鼻の中にかさぶたができて、もう何カ月も治らない。
お風呂に浸かりながらゆっくりふやかしてはがすけど、全部は取れないし。
そのあと寝るまでの間に、もう元通りのかさぶたが形成されている。

Google先生に聞いたら、花粉症の人がやるみたいな「鼻うがい」もいいけど、やりすぎては逆効果だと。
で、鼻うがい専用グッズなんか使ってみたけど、ま、風呂でゆっくり剥がすほどは取れないね。

仕事中、あんまり私語はしない職場なんだけど。

たまたま、おしゃべり好きな同僚にそんな話をしたら
「メンソレータムを塗ってふやかして、かさぶたが取れたらまた塗っておくといい」
って教えてくれたの。

話は飛ぶけど。
メンソレータムって、まるで普通名詞みたいに使うけどさ、もちろん商標だよね。
ジェネリックとしてメンタームとか類似品があると、その同僚も思ってたみたい。
ちがうんだよお?

もともと、メンソレータムは近江兄弟社が作ってた。
けど、経営が傾いて、メンソレータムの商標をアメリカ本社に返して、あとでロート製薬がアメリカから買ったんだ。
だから、近江兄弟社のメンタームの製造技術は、もともとのメンソレータム!
むしろメンタームの方があたしは信用してるぐらい。

その同僚はジェネリックをまるで信用していないと公言してるんだけど、
安い方が信頼できるのか、って喜んでくれたよ。

なんでそんな話を知ってるかっていうと。
あたしの母が、学校を卒業して最初に就職したのが近江兄弟社だったんだって。
あたしが大人になってから知ったので、そりゃあびっくりした。
だって、あたしの勤め先、父と母が勤めてた会社なんだもん。職場結婚ね。

母は近江兄弟社から転職して父と知り合ったそうだ。
だからあたし、いま勤めてる会社のことしか世間を知らない。

ただ、あの「小さな看護婦さん」のイラストまでロートが持って行った経緯はわからない。
知ってる人がいたら教えてください。

それから、母は「オーミケーテーシャ」と発音していた。でも今調べるとわざわざ「おうみきょうだいしゃ」とふりがながついてたりする。いつ変わったのか、これも教えてぷりーず。

えー、話が飛びすぎた。
あたしの鼻(の穴)のかさぶたは、一度塗ってはがしたらもう血が出なくなったよ。
顔を洗うとき、鼻を外からなでるだけで痛くって、つまむなんてもってのほかだったのが、
つまめる程度になって、メンタームを塗るのは1日一回ぐらいでよくなった。
今日で3日めだけど、もう完治しそうだ。
ありがとうメンターム。と、同僚。

今は、こんな相談を同僚にすることもできるけど、もうじき退社したら誰に話したらいいんだろ。

たまーに合う、妹?美容師さん?ぐらいしかいないわ、マジで。

ネットではこんな情報見つからなかったからね。意外と、口コミも有効なんだな生活には。

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コメント

  1. にゃんた より:

    そうなんだ。メンタームの方が古いんだと思ってたよ。
    子供の頃、なんか怪我するたびに「メンタム塗っとけ」
    って言われてたような気がする。
    傷にはメンタム、腹痛には正露丸、がお約束

    • よはねす より:

      そうなのです。製品としては、メンタームのほうが古かったんです。名前は違ったけれど。ややこしいね。正露丸も大好き、仲良しだったなあ。友達のお兄ちゃんは、腹具合が若干怪しいなというとき正露丸のニオイだけ嗅いで済ましてましたわ。