通院とランチタイムコンサート

きのうは、朝イチで眼科でねえ。
こないだは、視力と視野の検査だけ。その結果が出るのを待って、きのうはお医者さまの診察。

ブログはとても早く書けたんだ。
急ぐわけじゃないけど暑いから、また自転車で行った。

着いたら、診察前に検査に呼ばれた。
あら、また検査があったんですね、診察時間ギリギリですみません。

眼に風を当てる眼圧検査は、いい。
次に、眼底写真を撮るので瞳孔をひらく目薬をさす。

「今日、お車の運転をするご予定はありますか」と技師さんから聞かれ。
あ・・・自転車で来ちゃいました。
検査、できず。

結局、たいした診察もできなかった。

このあとね、丸の内でランチタイムコンサートがあったんだよ。
一日でふたつも用事を作ってしまった。
こういう時は無理にウォーキングまで欲張らないで自転車にしよう、なんて手抜きを選んだあたしが悪うございました。

いったん家に帰り、まだお腹もすいてない10時半ごろ朝昼ご飯を食べて、丸の内へ自転車で出発。

ところが、何度も通った道なのに、医者での動揺のせいか暑さのせいかボケがもう始まったのか、迷子になった。

開始30分前に着く予定で出たのに、もう開始時間。着いたらやっぱり満席。
立ち見だけど、ピアノがよく見える位置には陣取ることができた。
演奏が始まってなかったのが不幸中の幸い。定刻より5分ぐらい遅れて、奏者登場。

曲目は、ブラームスピアノ三重奏曲第一番の１曲だけ。
珍しい！硬派だなあ。最高にうれしい。

こういう無料コンサートって普段クラシックに縁がない人も来るだろうから、軽い曲も入れることが多いんだ。
でも、そういうのは個人的にかなりがっかりする。

そして、このコンサートは出演料が出ない。
演奏家たちの宣伝の場として応募する人もいるだろう。

今回の三人も、次の日曜にコンサートがあって、この曲を演奏する予定だそうだ。

この曲は、あたしの参加してる室内楽クラブでもやった人たちがいた。

いい曲をやれていいな、とうらやましかったんだけど、発表会で聴いた時はすこーし残念な気持ちだった。

出だしはピアノソロ、うっとり聞いてたが続いて入ってきたチェロが調子っぱずれで。
そしてピアノも難しすぎて、自分で弾ける気が全くしない。

改めて今回まともな演奏が聴けて、本当にうれしかった。
本当なら40分近くかかる曲だけど、ここで与えられる演奏時間は30分だけ。
どこかカットしたのかもね。

アンコールまでしてくれたもん。
ベートーベン「街の歌」、これは室内楽仲間が自主コンサートをしたとき取り上げてた。
だから聞くのは2回めなんだけど、全く覚えてない。やっぱりベートーベンよりブラームスさ。

3人とも二十代だろうな、お若いけど、ピアノ男性とバイオリン女性は右手薬指に銀色のシンプルな指輪をしている。
ご夫婦かもしれない、と思って微笑ましかった。
弦楽器奏者は、楽器を傷つける心配があるというので指輪を右にはめる人もいる。
でもピアニストはそういう理由じゃないな。左利きなのかな。

三人がそれぞれ仲間の出方をしっかり見て合わせ、表情たっぷり、真剣に弾いてくれた。
あたしは見てるだけなのにうなじから汗がポタポタ、恥ずかしい。

素晴らしい演奏だった。
23日、赤坂区民センターでこの曲を含むコンサートがワンコイン500円で聴けるそうだ。（要予約、当日現金払）
すっごく行きたいのに、自分のオケ練があるから行けない。
残念だー！