知らない団体発表会、3回め

音楽

きのうは近所のホールで、素人室内楽発表会があった。

ホールのイベント表で偶然見つけて、一度行ったらなかなか楽しくてね。
きのうで3回めかな。

行きたいけど、ちょっと迷ったよ。
合宿やほかの遊びの曲の練習が、今大変なんだ。
でも、行っちゃう。練習をサボるための良い言い訳にしちゃったかも。

前の2回は夜7時とか7時10分の開演で、最後まで聴けず帰ったの。
今回は午後3時開演で、助かる。
でも、やっぱり最後まで聴いたら家での練習時間が減るなあ。

プログラムは、行ってみないとわからないのが少々残念。
行ってみたら、プログラム最後の曲が合宿でやる曲だ!
うう、これは辛い。ギリギリまで迷ったけど、最後まで聴いてきた。
よかった。特にファーフとバイオリンさんが上手で上手で。
拍手がなかなか鳴り止まなかったよ。
コントラバスさんがもう一度お辞儀をしかけたけど、ファーストバイオリンさんが気づかずぷいっと引っ込んでしまって、バスさん苦笑い。

次からは曲順に書くよ。

プログラム1番は、2曲。
まずはバッハのインヴェンション1番。
ピアノを習ったことがないというフルートさんが、いきなりこの冒頭をチェンバロで弾いてびっくりさせられた。
それぐらい有名な曲。
インヴェンションって、2声の曲が1番から15番まであるの。
右手と左手が、それぞれの声部を担当する。
ピアノの右手パートをフルート、左手パートをクラリネットで演奏してくれたから、むしろピアノ1台より声部がはっきり分かれて理解しやすい。

原曲のピアノ独奏をご紹介するね。

ピアノを習う子どもが最初にバッハに接するのがコレ、って人は多いと思う。あたしはそうだった。

2曲めのヴィラ=ロボスのは、知らない曲だったな。

プログラム2番、ファランクのクラリネット三重奏曲も知らない。
作曲者名だけは、最近時々聞こえるようになった。
あれー、リハーサルではビオラを弾いてた女性がピアノ弾いてる。すごく上手だなあ。

プログラム2番、ドボジャーク弦楽五重奏曲第3番。
普通はドボルザークと呼ぶけど、ドボジャークって言い方、あたしも好きだよ。
現地チェコでの発音はドボジャークに近い、っていつか何かで読んだことがあるから。

で、曲はまったく知らなくて初めて聞いた。
有名じゃないと思ってるんだけど、ドボルザークらしくって、最初から最後までとっても楽しかった!
ドボルザークがビオラを偏愛してたのは有名。
この曲ではビオラを2丁も使って、セカンドビオラの独奏で始まるんだよ。
バイオリンも、セカンドが大活躍するの。
いい曲を教えてもらった。客の中で一番最初に、大拍手を送ったよ。ブラボーを叫びたいぐらいだった。

休憩後、プログラム4番に、あたしが知ってる人が出た。
悪いけど、それほど上手じゃない。といってもあたしよりは上手いけど。
でも、曲の最後の最後、ピチカートで終わるとき、めちゃくちゃいい笑顔だったんだよなー。
うまくなくても笑顔って、まるであたしみたいだ・・・自分の中では失敗せず、うまく最後までたどり着いたってだけで、うれしくなっちゃうんだよ。
お客さまから、一体どう見えていたのか。怖いわー。

プログラム5番が最後。
シューベルトの八重奏曲は弦と管両方を使う、あんまりない編成。
冒頭序奏はゆっくりでピンと来ないけど、まもなく楽しいメロディが来るの。
しかし、シューベルトの悪いくせ。長すぎる。全曲だと6楽章、1時間もかかるのよ。
せっかく楽しい曲なのにあまり取り上げられないのは、そこが原因だと思う。

合宿では、これを全曲やるっていうのよね。
これ1曲のために、個人練習にどれほど時間をかけなきゃならないか。
きのうの発表会では、この中の第1楽章と第4楽章だけ。
ありがたいような、残念なような。

本日のオマケ

やっぱり、帰ってきてから楽器の練習はできなかった。図書館とか料理の検索してたら夕飯の時間。

前日にも作ったけど、残ったカマンベールでまた生ハム巻き。黒コショウを挽いて。

なすとじゃこのサラダは、いつもお世話になってるサントリーさんのレシピ

しらすとじゃこが特売で、かなり迷った末しらすを買ってしまった。オリーブ油でじっくり炒めたら、じゃこのようにカリカリにすることができた。

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