生前贈与する。

パソコンで説明する高齢夫婦 お金

資産残高が過去最高になって、考えた。
このままね、増え続けるのをウハウハ眺めてるのもいいんだけどさ。

豪邸に引っ越すほどの額ではないから(8ケタ円だよ)、この分だと死ぬまでに使い切れないよ。
死んだら妹か、妹がいなくなってたらその子どもらが相続する。

そんな将来に子供たちが受け取ったとして、彼らはもう定年が近いかもしれない。
もっと若いうちにあたしがシんでくれてたら、もっと有効に殖やして使えたのに、なーんて思うかもしれないじゃん。

いや。別に、殖やしてくれなくてもいい。
もし彼らがやりたいことがあるなら、たとえば温泉旅行でも整形手術でも、やればいいんだ。
なんだって、やりたいことは若いうちにやるべきでしょ。

あたしだって楽器やりたいから3年働いてお金貯めたところで習い始めて、ほんっとに良かったと思ってるから。
美容整形だって、トシ取ってからやる人もまあいるけどさ、そのトシで今更美しくなって、それでどうするの、って思うよね。

あたしは旅行に全く興味がないのだけど、識者はみなさん口を揃えて「若いうちは旅行するべき」っていうじゃない。

ということで、彼らに少しずつ生前贈与することにした。

まず、妹に伝え、子どもたちに連絡してもらったら。
子ども二人とも、「よはねす伯母に何かあったのか」って聞いてきたんだって。

悪い病気が見つかったか何かで、老い先が見えてきたのかと。

かわいいよねえ。お金もらって喜ぶより先に、あたしの身の心配をしてくれるんだよ。
そんな子たちに、上げ甲斐があるってもんだ。

・・・・・・まさか、財産の半分ぐらいもらえると勘違いしてないだろうな。

もちろん贈与税のことは考えてるよ。
1月から12月までの年間110万円以下なら、彼らが税金を払う必要はないのでしょ。

だからって、毎年キチンキチンと110万円ずつ渡してたら、後でまとめて否認されるって話、聞いたことない?
税法上、そんなことは一言も書いてないそうだ。
予め総額を決め、一定額を「定期贈与」すると贈与税がかかる。
そうでなく単に同額を毎年同じ時期に「連年贈与」するのは、なにも問題がない。
それを混同しているネット記事が多いだけ。
・・・って、実はあたしもはっきりわかってなくて。もう少し本を読むつもり。

今年は、とりあえずキリよく100万円ずつ。
二人だから、これを10年繰り返しても2000万円しか減らない。

じゃ、毎年110万ずつにしようか。
それでも10年で2200万、あんまり変わらない。
それに、もし彼らにお祝い事や見舞をあげたいことが起きても、年間110万を超えては迷惑がかかる。

なんて考えながら送金しようとしたらね。
あたしの使っている銀行だと、他人名義への送金は1日の累計額が100万円までが限度だった。
110万送りたい場合は2口ずつ分けなきゃならない。
やっぱ、ここはキリよく100万で。

きのうと今日で、それぞれに送ってホッとした。
さあ、子どもたちよ。いつでもお祝い金あげられるから、なんかいいこと報告してくれー。
ただし10万円までだけど。

本日のオマケ

いつかの夕ご飯、フライパンピビンパ。

フライパンにちりめんじゃこを広げ、上に細切り人参と小松菜を乗せ。

しょうゆ・コチュジャン・酒を混ぜたタレとキムチを混ぜ、ごはんを加え。

中央をあけて卵を入れて、フライパンの端からごま油。

蓋して卵に火が通ったら蓋取って火力を上げてお焦げを作る。

もみのりかけて完成。

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コメント

  1. うなゆき より:

    生前贈与か〜
    ほんの少し、頭をよぎります
    実行に移されて、よはねすオバタン最高!
    毎年100万有れば、お孫さん世代の進路もグッと広がる筈
    ナイス決断でござる

    • よはねす よはねす より:

      ナイスいただきました~ありがとう。

      うなゆきさんはさ、お姉さまが大金持ちなんでしょ。うなゆきさんから贈与と知ったらお姉さま複雑な心境ですよね。うん、そりゃ無理だ。

      血の繋がらない誰かなら、お姉さまに気遣う必要ないですね。贈与したいほどの人がいれば、ですが。

  2. にゃんた より:

    おー、なんかかっこいいぞ。
    生前贈与、最近の改正で生前7年前までの贈与は、相続税の対象になるって変更されたんだったかな。
    ただ、これは直接の相続関係がある場合に限られるから、妹さんがご存命であれば平気だな。
    2人とも長生きして。

    法律の世界ってこんなこと考えると、性格悪くなりそうでそれがぼくが法学部とは関係ない仕事につこうと思ったきっかけの一つだったんだけど、法律の知識はやっぱりあった帆ぷが便利、と思うことはある。

    • よはねす よはねす より:

      へへーちょっとカッコつけちゃったかな。
      そうそう、死ぬ7年前までに贈与はストップしたいです。しかし「あと7年で死ぬ」って、わかる人滅多にいませんよね。
      あれ。妹が存命なら「7年」枠関係ないんですか。いいこと聞いた!誤解してましたよ。
      法律、特に弁護士さんって人助けしたいのが動機かと思ってましたが。現ににゃんたさんから今助けていただきました、ありがとうございます。

  3. にゃんた より:

    ぷっ( ´_ゝ`)
    失礼ですけど、たったの8桁の資産で生前贈与とか考えるおめでたい方がいらっしゃるんですねぇ。
    そんなもん、生きてるうちどころかアッと言う間に使い果たしますよ。
    スタインウェイのピアノでも買えばいいのに。
    せっかくコツコツ増やしたお金、どんだけケチケチして暮らしてるんですか。
    主さま程度の資産で金持ち気取りって、笑えます。
    当然ご存じと思いますが、富裕層って資産9桁(億)からですから。
    5000万以上1億未満の人は準富裕層ですから。
    だからあなたもにゃんたも富裕層ではなくて準富裕層ですから。
    貴族でも何でもありませんから。