きのうは無料コンサートに行ってきたよ。
ほんとは有料なんだけど、売れ行きが悪い興行は間近になると情報がウェブ上に公開される。
登録者は、申し込めばまったくの無料で観覧できる。
だから、正規料金で買った人に申し訳ないのであまり詳しく書かないほうがいいんだろうなあ。
そのサイトに登録したからと言って、お知らせが来るわけじゃないのね。
自分で目ぼしいものがあるか、常に探しに行く人だけが見つけられる。
あたしが完全にノーチェックだったそのコンサートに誘ってもらったんだ。
オケで仲良くしてもらってるご夫婦が見つけてくれたの。
彼は有料会員なので、コンサートによっては二人同伴できる。
こうして誘ってもらったのは2回めだよ。ありがたい。
「これ、どう?」と送ってくれた情報はバイオリンリサイタル。
前回一緒に聴きに行ったのはピアノリサイタル。
どうしても、リサイタルってピアノとバイオリンが多いよね。
友だち夫妻は管楽器なので可哀そう。あたしが一番トクして喜んでるかもしれない。
オット君はあたしに話を合わせてくれたのか、バイオリンの腕前のここがすごいすごいと話しかけてくれる。
どうしても、若い奏者はピアノでもバイオリンでも技巧曲をバリバリ弾く必要があるんだよな。
それが、腕前をわかってもらう手っ取り早い方法だから。
1曲め、ヴィエニャフスキ「ファウストの主題による華麗なる幻想曲」
全く知らない。聴いてても印象に残るメロディが出てこない。これじゃ有名曲にならないはずだ。でも最後の方に知ってるメロディがちょっぴり出て来たな。
でもね、不思議なぐらい全く、一瞬も眠くならなかった。
電車で来る途中どうしても本が読めないぐらい眠かったから、コンサート中寝ちゃうなと心配してたのに。
2曲めタルティーニのソナタ「悪魔のトリル」
これは超有名。オット君は小学生の時これを初めて聞いて感激したそうだ。
あたしが初めて聞いたのは、中学か高校か。やっぱり初めて聞いた瞬間取りつかれたように気に入ったよ。
ちなみにこのYouTubeの人がきのう演奏した人よ。衣装もこれ。
名前だけは、聞いたことがあったんだ。こんなカワイ子ちゃんだったんだね。
可愛い人大好きだよ。人前に出るお仕事、やはり見た目も人気の重要な要素になるのは仕方ない。
原曲はバイオリンにピアノで伴奏がつくのだけど、きのうは弦楽オーケストラ伴奏だったの。
個人的には、残念。オーケストラに編曲したのは誰だろう。ちょっと違和感あるアレンジ。変な合いの手が入る。
あたしの好きなレイ・チェンが演奏する、弦楽オケ伴奏を見つけたので貼っておくね。広告出てくるけど悪しからず。
この伴奏編曲は、違和感ない。
彼も、表情がとてもチャーミング。音楽わからなくても顔だけで楽しめるぐらい。エリザベート王妃コンクールで優勝したときの映像みるとずいぶん面影変わっててびっくりした。彼が可哀そうだからここには載せない。
ここで20分休憩。
オット君はしきりに衣装替えがあるか気にしてたけど、ほんとにお色直ししてきた。
川井郁子さんのコンサートに以前彼が行ったときに、真っ赤な衣装に替わったのが強い印象にあるそうだ。
あたしは、お色直しするコンサートはたぶん見たことないな。これが初めてかも。
で、最後の曲はパガニーニのバイオリン協奏曲第2番「ラ・カンパネラ」
オット君、またも技巧に感服。音程はちょっと外れて、惜しかったね。
「アンコールはカプリースかな!?」と彼が期待した通り、パガニーニの24曲あるカプリース(奇想曲)の中で一番有名な24番。
ただしこれもオケの伴奏つき。原曲は無伴奏だから、よくアンコールに使われる。
カーテンコールの最中にオケが楽譜をめくって用意するのが見えたから、これじゃないと思ったのよ。
オットの話ばかりしてツマが出てこないと思ったでしょ。
ツマ、第九の直前に風邪引いて、ほとんど声が出ないの。
合唱じゃなくてよかったねー。
ツマ、コンサートの最中にたくさん咳き込んじゃってかわいそうだった。
もちろんタオルを当てて、音はかすかにしか出てないけど。
オット、この演奏会が撮影されてDVDになるのに気づいてね。
「くしゃみして傷つけてやる」なんて、始まる前に冗談言ってた。
DVDにはたぶん、咳は入らないと思うよ。
食べ物の話
夫妻はお勤め帰りにまっすぐ来たのでごはん食べてない。
だから、ここで食べて帰るんだと思ったら驚いたことにまっすぐ帰っておうちでご飯だって。
10時半にはなるぞ。よく我慢できるな。
あたしはもちろん無理。早めのごはんを食べて行った。
鮭が食べたかったのでちゃんちゃん焼き。これでキャベツも食べ尽くした。
レシピはクラフトチーズさんの。
味噌と牛乳と粉チーズを混ぜたソースを上から掛けるという。
牛乳ないし、大さじ1~2杯のために豆乳1ℓパックを開ける気にもならなかったので、開封済み生クリームを入れたらGoodでした。
クラフトさんには申し訳ないけど、あの緑の筒のチーズは香りが苦手。
なんだかわからないけど余ってたハードチーズをおろして使ったらこれもGood。
もうひとつはれんこん唐揚げ。
「いくら作っても子どもたちが秒で食べてしまう」とwebに載ってた。
片栗粉まぶして揚げて、塩を振るだけ。あたしは軽く茹でてから、多めの油で炒めるようにした。
でも、そんなにおいしいかなあ。やっぱり揚げ物は苦手だあ。それに、薄く輪切りにしたらもっと映えたんだろうなあ。
コメント
蓮根❓
どう見ても薩摩芋にしか見えない
一人暮らしには揚げ物はハードルが高い。
悪夢のトリル
ワテにも違いが分かるレイ・チェンさん、凄いな…
でも彼の表情の方に注目してしまうワン
自分でも写真見て目を疑いましたよ。どうみてもイモですよね。
レイ・チェンの違いって、あの、面影の方ですよね・・デリケートな問題で、遠慮がちにしか聞けない(^-^;ね、彼の表情が演奏よりおもしろい( *´艸`)と言ってしまいそう( *´艸`)
悪魔のトリルは、ぼくにもわかる。
パタリロのネタで出てきたかな。
クラフトの緑はもうお高くて手が出ないな。
パルメザンはイオンのハウスブランドで。
クラフトに関心がなくなって20年か30年。お値段相場がわからなくなってます。
にゃんたさんが博学なのはよくわかってるつもりですが、サブカルチャーもカルチャーのうちですものね。役に立つものですねえ。