時間に追われるということ

けさ、ネットニュースをつい読んでしまって。

そんなもの読むから、時間がなくなるんだってわかってるんだけど。

トルコに移住した女性が、時間に追われる日本人が間違っているという価値観の変化があったそうだ。

トルコでは「○日に会おう」というとたいてい嫌な顔をされるって。
「もっとその日が近づいてから決めましょう」と言われるそうだ。

ビジネスでさえ「○日までに納品してくれ」というと
「それはあなたの都合でしょう。製品ができて、届けられた日が納品日ですよ」と言い返されたんだって。

最初は驚いていたけど、何年か住むうちにそれが心地よくなったらしい。

あたしはね。
あたしだって、ね。
スケジュールにしばられず、やりたいことだけずうっとしていたいと思ってるよ。
だから早期退職までして、しゃかりきでやりたいことに奔走してるんだけど。

オケの演奏会が終わったら、次期演奏会の楽譜が配られて。
こんどの練習日までに印刷して練習しておかなきゃ。

この日はチェンバロレッスンが休みだから、その間にアレやってコレやって。

合間に、友達から「今月のこの辺りでオンライン飲み会しましょう」と言われれば
手帳を繰って「○日なら空いてる~」とか返事はするけど、顔は曇ってるな。

そういえば、仲良しだった部長も、毎日昼休みに電話がかかって来てはその人と外出ランチしてた。
誰かから「明日はどう?じゃ、あさっては?」なんて聞かれるとすごく迷惑そうに断ってたよ。
「今、これからどう?って聞かれて、じゃ、行こか、っていうのが好きなんだ」
って、電話を切ったあとあたしに言うの。

当時あたしは、どうしてそんなに嫌がるのか、全然理解できなかった。
部長は、未来の予定を決められちゃうのがイヤだったんだな。やっとわかった気がする。

そういえば部長はヒゲが濃くて(髪も濃い)、社内のお偉いさんから「アブドラハッサン」とか、なんかトルコ風のあだ名をつけられてたわ。
部長、トルコ人だったのか・・・

時間がなくて間に合わないことがあったとする。
できないものはできない。そりゃ、しょうがないこと。
散歩が楽しくて時間が過ぎてしまったら、楽器の練習もできないけど、そりゃー仕方がないんだよ。

いやー。
そういうこと、実際よくあるんだけど。
かなりがっかりするし、ヘタすると罪悪感すら覚えるね。

まだまだ、トルコ人を見習わねばならないようだ。

とりあえず、音楽を楽しみたくてリタイアしたけど。
今のところ、ブログ書く方を優先させてるよ。

なんか、音楽の練習できない言い訳してるような気が、しなくもない。

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コメント

  1. にゃんた より:

    時間の感覚って変わるよね。
    昔は仕事のスケジュール帳、真っ黒でないと不安になったものだけど、今は予定入ってる日が連続でできちゃうと気が重くなっちゃう。
    で予定の入ってない日に何かやり始めると時間の経つのが早い早い。
    子供の頃の感覚が取り返せてるのかもしれない

    • よはねす より:

      それはそれは、相当なワーカホリックでしたね。お疲れ様でした。
      にゃんたさんは、今、長ーい夏休みを取り戻してるんですものね。まさに子供の頃の感覚かな。
      今あたしは予定のある日はもちろん、予定がない日でさえ時間があっという間。
      お風呂に入らない日だけ、本をまともに読めるかな(シツコイ笑)