手袋片方失くした

まあ手袋って失くすものだと思ってるんだけど。
2年にいっぺんぐらい、片方失くしてる気がする。
「ちょうどいいじゃん」て友達に昔笑われたことがあるけど、ムッとしちゃった。
その頃は買ったとたん落とすことがほとんどだったから。

この数年か十年ぐらい落とさなくなったのは、いつもコートの左右のポケットに入れっぱなしにするようになってからだと思う。
で、指先が擦り切れて薄くなったら捨てる。
でも、新しいのは買わない。
母のお古が何組もあるんで。

久しぶりに片方失くして、在庫の手袋を出して早速使った。アンゴラ入りの、ウールジャージ製。
革の手袋も捨てられずに取ってあったけど、はめてみたら小さすぎる。やっと決断して、それは捨てた。

ああ、やっと最後のひと組になった。これを失くしたらやっと、今まで気に入っても買えなかった手袋が買えるんだ。

ちょ、待てよ。もしかして、あっちのコートにも手袋入ってないかしらん。

寒さって、夜より朝の方が気温低くて辛い。
今年の冬は、朝通勤しなくてよくなったものだから、ロングコートを1回も着てないよ。
果たして、ロングコートのポケットからも入れっぱなしのハンカチと手袋が見つかった。

じゃあ、まだ予備がひと組残ってるのかー。
素敵な手袋見つけても、まだ買えない。

実はね、片方だけ残った手袋もまだ捨てられないんだよ。
黒のアンゴラ、ややエレガントデザインが気に入ってたけど、そのためじゃない。
これをはめて、自転車を掃除してから捨てる。
自転車って細かいところのお掃除は雑巾じゃやりにくいでしょ。

この小さいマンションに引っ越してくるとき「まだ使える」と思ったものは全部持ってきた。
母の手編みの手袋も温かそうで捨てがたかったけど、カワイイとは思えないから何とか処分できた。

片づけべただから、流行の「片づけ本」を山ほど読んでるんだけど、異口同音に「まだ使える」は捨てろって書いてあるよね。
そこに登場するクライアントさんもまた異口同音に「捨てて後悔したものはない」とか言う。
あたしは新しい手袋を買うときに「アレ捨てなきゃよかった」って、きっと思うんだよ。

中学生のころ「ケチ」と言われて以来、ケチと言われないように意識して生きて来たけど、無理。
ケチはあたしの立派なアイデンティティだ。
好きでケチをやってるんだよ。たぶん、誰にも迷惑かけてないと思う。死ぬまでに在庫は使い切る。好きにさせて。

にほんブログ村 シニア日記ブログ 女性シニアへ にほんブログ村 ライフスタイルブログ 一人暮らしへ PVアクセスランキング にほんブログ村

コメント

  1. にゃんた より:

    手袋の片手なくすよねー、
    とかいいながら今使ってるのはもう既に3年目か4年目。かなりよく持ってる。
    実は去年一度片方無くして、見つからなくて新しいの買ったんだけどそのあと整体のお店で見つかってしっかり使ってます。愛着もできちゃって、この間は走ってる途中写真撮る際片方外してポケットにつっこんだまま走ってたところ落としたことに気がついて、1kmくらい下みながら引き返して見つけました。できる限り長く使いたいと思います。
    ところで片方だけダメになるのは靴下も。
    そんな時のため靴下は全く一緒のを何足も買うようにしてます。同じものなら片方ダメになっても順列組み合わせで使えるからね

    • よはねす よはねす より:

      片方の手袋、2回も見つかったんですか、それはすごい。滅多にない幸運だと思います。運の強さ、分けてください。
      ドケチだったころ、ストッキングが伝線したら片脚だけちょん切って捨てて、同じストッキングがもう1足伝線したら組み合わせて履いてました。男性に、意味通じるかしらん。