平日室内楽にもうひとり、ようこそ

交流、交際

平日室内楽で新たな期が始まったよ。
きのうはその初回練習。

もうひとつ、別の会(オババが幹事をしてたところね)でご一緒してたO竹さんに打診して、こっちに引っ張り込んだんだ。
その経緯はこちら

まず、バッハのフルート三重奏。
これは日曜室内楽で半年遊んで発表会に出たから、安心。
ただし、その時はピアノだったのね。
今回いろいろあって、ピアノ無しで弦になってしまったけど。
よく知ってる曲だし、何かと最近忙しかったからほとんど練習せず。

O竹さんがここに来るのは初めて。いつも気配り満点のフルートさんが待ち合わせて、二人で早めに来ていたそうだ。
鮮やかなオレンジ色のダボッとしたワンピースがよくお似合い。
そうだ、この人と全く同じワンピースをあたしも持ってたってことがあったな。
お久しぶりですぅ。

フルートさんとも、たった一度だけどメイが入ってこの曲で遊んだことがある。
彼女はもともとすごく上手だから、危なげない。最初からバッチリ吹いてくれた。

今回、O竹さんとあたしが少々不慣れ。
この曲をやると決まったとき2回ぐらいは練習したのだけど、それっきり楽譜を見てない。ほぼ初見。

ときどき倍の速さで弾いてしまったりで合わなかったけど、3回ぐらいやり直したらもう大丈夫。

逆に、あと半年でこれ以上どうステキにさせたらいいのかわからないぐらい。
あ、ここも半年で発表会に出るスタイルなんだ。
といっても、ここは発表会も平日昼間だから、お客はほとんど来ないの。
でも、映像を撮ってくれる人がいるから、個人のコレクションになるのが楽しみだな。
ほかの会では、映像はもちろん録音もしない所もあるよ。

これが午前中。
フルートさんが「終わったら上のカフェで一緒にご飯食べよう」と言うのだけど。
ごめんなさい、このあとあたしもう1曲あるの。
O竹さんから「わたしもよ」と言われてから気づいた。
すっかり忘れてた、2曲めのオーボエ四重奏にもO竹さんに来て貰うことになってあんなに喜んでたのに!

フルートさんはちゃんと全部把握していて、先にカフェに行ってあたしたちを待っててくれるそうだ。

で、同じ部屋で続けてもう1曲。

楽しみにしていた、モーツァルトのオーボエ四重奏だよ。

こっちも、練習不足。
去年の合宿でしっかりやったことがあるしぃ、とサボっていた。
好きでサボったわけじゃないよ。やりたくて仕方ないんだけど、とにかく時間がなかったんだ。
やったことがあるから優先順位が下がっただけ。

もう一人は、石田さん。
オーボエさんとは全体合奏の室内オケでは一緒になるけどほとんど接点がなく、初めましてに近い。
まあ、あたしと同じ程度か。

オーボエさんとにかく明るい人で。この団体の中では最年少ぐらいに見える。あたしと同じぐらいの年齢と思われる。
でも、ここでは明るいながらも真剣。ご自分がやりたくてあたしたちを募集してくれのだからね。

O竹さんは安心なんだけど、石田さんがちょっと弱いかな。
体もすごく細くて弱いし、性格もおとなしい。音楽も控えめなんだよな。もっと出ていいのに。

一通り全楽章、ゆっくり通したあと、O竹さんが「音が小さいとか、何か注文あったら言ってください」とオーボエさんを伺う。
でも彼女は「みなさん最初からここまでできてるから安心」って言ってくれたよ。

それより、彼女が首に巻いている手ぬぐいが気になって仕方ない。
どう見ても弦楽器の柄。f字孔と四本線の組み合わせに、突起はチェロのエンドピンかな。

f字孔

「その手ぬぐいステキですね」と一言言ったら、O竹さんも石田さんも「そうそう!」と食いつく。
ご家族のお土産だそうだ。震災のあと東北に旅行に行って買ったというそれには、なにかそれにまつわる歌の歌詞もプリントされていた。
写真撮らせてもらえばよかったなー。

練習後、フルートさんの待つカフェ(練習室ビル内にあるの)でお昼ごはん。

サバのラタトゥイユソースだって。ドレッシングは「味噌ソース」を選んだらこんなにたっぷり掛けてくれて、せっかくのカラフルな野菜が見えなくなっちゃった。

青汁かな?と思って最初にその緑の液体を一口飲んだら、ほんのり甘い。スムージーかも。デザートの代わりに最後に飲んだよ。全部、おいしかった。

O竹さん、石田さんと三人でここに向かおうとしたらクラリネットの男性がついてきた。O竹さんと同じ大学で、下の名前で呼び合う仲。

フルートさんも入れて、総勢五人でワイワイと長話が止まらない。フルートさんの次の曲の練習が始まる3時まで、延々と居座ったよ。

今までなら、このあと弦楽合奏があって、次のチェンバロレッスンへ血相変えて走り出すところ。今期からひとり2枠まで、と制限がかかったので、合奏に出なくて良くなったのがほんとにうれしいよ。

そこの指揮者さんへの不満話をかなりしちゃったんだけどね。直後、帰りのエレベータでその指揮者さんが乗ってきたよ。内心ギョッとしながら顔では「あらYさん」とニコニコしてみた。

聞かれてなかったろうなあ。自分の悪口だけは聞こえる説があるから、わかんないなあ。

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コメント

  1. うなゆき より:

    和気藹々と室内楽の練習をしてるのが伝わりますヨン
    常々の疑問が有るのだけど
    皆さん、どうやって専門の楽器を決めるのかしらん?

    あとね、門外漢のおバカな疑問なんだけど
    合奏していて、倍の速さになってしまうのも不思議〜
    チョイ失礼だけどサ、素人の純粋な疑問です

    • よはねす よはねす より:

      担当楽器の選択は、それぞれみなさん理由があるようですよ。多いのは、大学オケに入部したとき「人数が不足してるビオラをやって」と決められてしまったという人。管楽器は、中学や高校で同様に「先輩から指定されて」とか。美人な先輩がいたので同じパートにしてもらった、という不純な動機の人もいるのよん。

      倍の速さとか半分の速さとか、すっごくあるあるなんです。こればかりは、やっていただかないと理解していただけないでしょうね。
      先日のクラリネット五重奏では、お医者さまが最後の最後で音程がなぜか三度間違って。今まで一度もそんな間違いしたことないのに、でもたぶん気づいたのはあたしだけだろうな。ご本人、その場では微かな違和感しかなく、動画を見て赤面したんだってー。