合いの手を「入れる」とPCが教えてくれた

交流、交際

昨日のブログで、「合いの手を入れる」って書いたんだけどね。

最初、間違って「合いの手を打つ」って入力したんだ。

途端に、PCが赤字でガイドを示すんでびっくりした。
《「合いの手を入れる」「相槌を打つ」の誤用》 だってさ。

Windowsすごいな。OSバージョン上げてPCを買い直したおかげだろうな。
試してみようかな。
印籠を渡す  あれ、出ないや。正しくは「引導を渡す」だが、間違ってる人は結構いるみたい。

奇しくも あ、出た。
今、「きしくも」で入力変換したの。《「くしくも」の誤り》だってよ。
信号待ちしてた時、隣にいたちょっと男性二人が新年会帰りだったらしく、ちょっと声が大きめだったのね。
で、ひとりが「きしくも云々」としゃべったら相方さんが「それ、くしくもって言うんだよ」って教えてあげてた。
間違った人、人生で一番てほど感謝してたよ。

ま、これは今日の本題と全く関係ない前座ばなし。
本題、知人にもし読まれたらまずいので与太話を入れさせてもらった。無駄な抵抗かね。

室内楽本番が終わったら、半年後の本番に向けた別の曲の練習が始まるわけだけど。
本番前夜に、幹事さんからお伺いメールが来たんだ。

あたしに与えられた1曲があまりに難しくて辞退して、別の曲に変えてもらってね。
これならば弾ける、というところ「最初の曲よりはまだ弾ける可能性がある」なんて書き方をしたのが悪かった。

この曲の希望を出したフルートさんに、なぜかそのまま伝えてなかったんだそうだ。
「フルートさんに申し訳ないので、会員でない外部の人に弾いて貰うことに決めました」
どこが申し訳ないんだか、どうもよくわからない。でも、幹事さんをかなり悩ませてはしまったんだろうな。

しかし、もう楽譜をプリントして、あたしもメイも練習を始めていたのに。
なぜ、このタイミングよ。

このメールを読んだのは、藤木大地様のリサイタルの休憩時間。
リサイタル直前にメールが届いたのはスマートウォッチでわかったけど、電波の届かないホール内では内容まで読めず。

メイにも同報が入ってたので、彼女が冷静な怒りを込めて、あたしより先に返信してた。
いや、文の口調は冷静だけど、怒りが込められてるのは隠しようも無いやつでね。
「よはねすさんの腕で全く問題はなく(中略)、本人の謙虚な気持ちを尊重されているのはわかりますが譜面はご覧になりましたか」

続けてメイからあたしにLINEも入ったよ。
「よはねすの謙虚な文面をまともにうけて悩んでいたんだよ 謙虚なのがいつもいいわけなじゃいよ、演奏でもね なんて余計なお世話(笑)」
あー。時々メイから似たようなこと言われるんだ。
幹事のためを思って一緒に組む相手の希望を出さずに任せているから、問題人物とばかり組むことになっちゃうとかさ。

あたしはその後で、幹事さんに簡単に返信した。
「承知いたしました。もう2番目の曲の練習はしておりましたが、アレンジ(組み合わせ)のお仕事って大変ですね、お世話かけますが今後もよろしく」

その後が大変。
幹事団のひとり、口でも文章でも長文が得意なピアニストさんからの長文メールが、寝る前に届いた。
「今後ピアノが弾きたいなら自分で曲を決めてくれ」に始まり、1曲めがそれほど難しい曲ではないこと、「通奏低音程度なら」とあたしが言ったことに対し「通奏低音でも今わたしがやっているのはとても難しい」とか、どんどん話がややこしくなってるんだ。

で、そのメールは幹事団全員も読むことができるの。
井川さんも幹事団のひとり。
本番の日、楽屋で井川さんと二人だけになったとき、井川さんもすごく心配してくれた。
あたしが辛いんじゃないかって。

いやー。
実は、あたしはそのメールに返信しなかったんだ。
もう寝る直前だったってのもあるけど、どうせね、この人に何か答えたら倍返しされるだけで、なにも響かないってわかってるし。
曲目や、「外部の人」が決まったのに今更くつがえしたらもっと大変。

だいたい、そんなことにかかずり合ってられるほど、あたしヒマじゃないのよ。
言いたい人を横目で見て、「あーなんか言ってらあ」と流しておいて、あたしはあたしのやりたいことだけやる。
ぜーーんぜん気にしてないよ。

そう言ったら井川さん、「それならいいんだけど」と安心してくれたみたい。
でも、井川さんにまで心配かけちゃったね。

まずね、本番の朝、幹事長のところへ「ご面倒をおかけして」って謝りに行ったよ。
「あ、ああ。よろしく」ぐらいの反応。
そのあと、長文ピアニストさんが誰かとお話ししてるところに割り込んで「お世話かけましたねえ」って頭下げたら、びっくりお目々見開いて、お辞儀を返してくれた。

それから楽屋に入ったら、まさしくメイとフルートさんがお話し中。
あたしもフルートさんに「何も聞いてなかったんですってね、なんだかご面倒を」と軽く挨拶。
もうリハーサル時間の直前滑り込み。メイはもっとこの件について喋りたそうだったけど、すぐ二人でリハに向かった。

やっとメイと二人になれたのは、本番開始の受付の場所で。
お客さんがポツポツしか来ないから、メイずっと怒りを吐き出しながら受付してる。
確かに、ね。
前の、長年幹事だった人は、ピアノやフルートなどの人には曲を決めるとき前もって「この曲で大丈夫か」と聞いてくれたんだよ。
弦楽器の人には、弦以外の難易度なんてわからなくて当然だと思う。
メイは「あの人常識がない」なんて怒ってるけどね、「常識」って言葉を使っちゃうとトラブルになるんだよ。あたしだって常識ない方の人間だし。
そんなことにエネルギー使ってる余裕、あたしにはない。
エネルギーの無駄遣い、しなさんな。

メイは、短時間で頭が回転するからいろいろ考えすぎちゃうんだろうなあ。
それとも、お母様を亡くしてヒマだって言ってたけど、それほどヒマなのかな。
うん、頭のいい人はきっと短時間でいろいろできちゃうんだな。あたしとは、頭のデキが違うよ。

本日のオマケ

冷凍サバが半身5枚パックで売られてる。いつも2枚ずつ焼いて1枚食べ、もう1枚は焼き冷ましをむしったり刻んだりして使う。

野菜料理しか思いつかないときは、焼き魚が便利。きのうはポテサラを作ったよ。

粒マスタードを使いたかった。冬のポテサラにはきゅうりは入れない。オイルとビネガーと酢玉ねぎを混ぜて、フライドオニオンと、カラムーチョをトッピングした。おいしかった。

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コメント

  1. うなゆき より:

    ポテサラに胡瓜を入れるのは、今のお値段を考えるとお金持ちだけや〜

    意思疎通って、難し〜
    私も、よはねす先生の謙虚返事を読んで

    “気が進まないけど、続けて断るの気まずい
    強制されたら、参加するけど、本当は嫌”

    って思ってでござるヨン
    デ、謝りに行った、よはねすさんも偉いけど
    サラッと対応した幹事さん達も大人でござるなぁ

    • よはねす よはねす より:

      そうなのか。基本的にポテサラあまり作らないから、きゅうりなしでいいって知らなかったんです。ある本に「冬のポテサラ」って軽く作り方載ってたから、やっと今回作れました。

      で、うなゆきさんのお感じになったとおり。2番めの曲も気が進まずあまり弾きたくなかったのは事実です。謝りに行ったの褒めてくれてありがとう。でも決して偉くはない。自分の保身のためですよ。

  2. にゃんた より:

    水戸黄門では印籠を渡された角さんが悪人たちに引導を渡すんだよな
    「ここにおわす方をどなたと心得る!おそれおーくも先のふくしょーぐん…」
    なお印籠を掲げる確率は角さんが75%.助さんが25%ということでこれは事前に印籠を渡す際、黄門様が角さんを贔屓しているのではないかと言われていま…せん