きのうも別の友達とクリスマス会をしてきたよ。
いやーたまたま互いの都合のいいのがきのうだっただけで、二人とも別にクリスマスが好きというわけではない。
ターキーでもチキンでもなく、二人とも羊が好きなの。
うちの近所の御徒町にある中華屋が、羊が得意でちょっと有名だから、案内した。
中華だけど、ワインもたくさんの種類が置いてある。
この友人が、昔から酒豪でね。
どんなに飲んでも、周囲が潰されるだけで、自分は介抱するだけ・・・と毎回嘆いてた。
同い年。いや、彼女は早生まれだ、ちょっとだけ若い。
あたしは来年63歳で、特別支給の年金がもらえる。
友人は再来年だけど、同じく63歳からもらえるそうだ。
で、繰り下げするか?と聞きたかったのに、いろいろ迷ってることだけしゃべって、友人がどうするつもりか聞くの忘れちゃったよー。
彼女は友人の介抱するばかりじゃなく、何をしてもよく気が付く人だから仕事でもよく働くのだと思う。
出世したけど疲れた、と言ってあたしみたいに59歳で退職した。(あたしは出世してない)
で、お金に困ってるからじゃなくて、「ヒマつぶしに」時給2500円で働いてるそうだ。
そのせいかねえ。白髪もシワもシミもほとんどなく、若く見えるのよ。
ただ、仕事の半分以上は在宅オンラインで。
筋肉がすっかりなくなったと。
ヤバいねえ。それ、ぴんぴんコロリできないよ。内臓だけ元気だからなかなか死ねないの。
と、本か何かで得た知識を自慢げに口にして脅す。こういうのも「マウント取り」に入るんだろうか。
でね、ちょっと気になったのは、友人の酒量が落ちたこと。
そしてもともと少食だったけど、それもさらに進んでるみたい。
あたしがグラスをカラにしても彼女はまだ半分残ってる。
ツマミあと二皿は食べたいな、と思ってるのに「そろそろお腹いっぱいになってきた」なんていう。
まあお酒って、昔は「少しなら飲んだ方が健康にいい」ぐらいに言われてたけど、今はそうでもなくなったし。
満腹になるより八分目に抑えた方が老化しないともいうし。
友人は優秀なんだから、あたしより長生きして欲しいわ。
そしてあたしを将来、介抱してくれないかしら。
友人がね、「こないだ上野の『とりてん』に行ってきた」っていうの。
え?鶏の天ぷら?
ターキーでもローストチキンでも唐揚げでもなく?
友人下むいて笑ってくれた。鳥の展覧会の「鳥展」だって。
一生分の鳥が見られる!って目を輝かせて報告してくれる。
あたしだって上野界隈の住人なのに、そんな情報は入って来てないなあ。
おもしろそうなのに、あたしのアンテナが故障しているようだ。
なぜか目に入るのは東京都美術館ばっかりなんだよね。たまに、上野の森美術館。
年末年始が落ち着いたら、あたしも行ってみようかな。
しかし展覧会で2100円か。高く感じる!
あたしの感覚だと1200円までならいいけど、1500円を超えるとかなり勇気がいる。
でも、高くなったのはぼろ儲けしたいからじゃなく、きっと必要な額だろうね。
子どもの頃からのケチな習性、感覚を変えるのってむずかしい。
ケチケチして我慢して我慢して貯めたお金は、今これぐらいは躊躇なく楽しむために使わなきゃなー。
本日のオマケ
乾杯だけ一瞬我慢してもらって、パチリ📷
ツマミは最後に「ニラと押し豆腐炒め」を頼んだ以外はすべてラム肉。串焼きや、ピーマンとの胡椒炒め。
あれ?すべて、っていうかそれしか食べてないぞ。
15時ぴったりに入店、18時ぴったりに「3時間なのでラストオーダーです」と言われてびっくりした。でもそう言ってもらえると、切り上げやすくてこっちも助かるね。
店は「羊香味坊(やんしゃんあじぼう)」、孤独のグルメで紹介されたことがあるそうだ。
コメント
展覧会、大箱では二千円越えが普通でありまする世はインフレです
モスバーガー、新作のセット値段が1190円ですよ
もうね、本当にしまってある値段表を書き換えないと駄目みたいですヨン
ファストフード1食が1200円!高校生も入れない?小遣いやる親も大変でしょうね。
展覧会って、どんな有名な画家であろうと入場料さほど変わらないんですよね。これがミュージシャンだと大きな差がつくのに。それを思えば均一に近い料金で拝ませてもらえる、ありがたいと思わなきゃ。脳内料金表書き換えときます。
時給2500円ってすごいね。ぼくのマクドナルドの時代の時給は650円だった。
でも今は2500円より暇な方がいいな。
1200円までならいいけど、1500円を超えると勇気、な感覚はわかります。
友人もね、お金のために働いてるのではないそうだから。だからといって650円の仕事で、優秀な彼女が楽しく「ひまつぶし」できるとも限らないしね。適性って、ほんとに人それぞれですね。
金銭感覚がにゃんたさんと並んでるの、しょうがないですよねー。世代も、世捨て人になったタイミングもほぼ同時期ですからね。しょうがないというより、同類が理解してくださって心強いです。