突然、オーケストラのトップ奏者からメールが来た。
翌日の練習日に、本番指揮者が来るのに備えて、プルト(=譜面台のこと。派生して、席の順列)を決めましたという内容だ。
普通はね、本番演奏会の1カ月ぐらい前に決めてたの、うちのパートは。
練習に参加した回数が多いほど、前に座れる。
今回、早く決めた方がいい理由はわかる。
プルトによって、同じパートでも3種類の違う楽譜を弾き分けるんだよ今回の曲では。
早く決めてもらわないと、本番で自分が弾かないところも全部練習しておかなきゃいけなくて非効率。
しかし、本番まであと数か月、練習に出られる回数なんて未知数だから、どうやって決めたんだろう。
うれしいことに、あたしは前から2番目になってる。
コロナのせいで休んでいた人が復帰したとか、他のパートから移ってきたばかりの人は後方。
あたしだって、前回復帰したときは一番後ろだったけど、いきなり2番目になるとは。
前方に座ると、指揮者やコンサートマスターがよく見えるから、とっても弾きやすいんだ。
見に来てくれる知り合いからも、見やすいってだけじゃなく、なんか偉そうで誇らしいでしょ。
あ、DVDでもよく見えるはず。
欠点はね、もしまちがったタイミングで弾いちゃったら(これ、すごくよくある失敗なんです)
後ろに座ってる人たちが大勢、つられて間違えちゃう危険があるの。
練習でも、休憩時間とか練習後によく、あたし後ろの人に謝ってる。
あとは、後ろのメンバーから「あーよはねす全然弾けてないーヘタクソー」ってバレちゃうこと。
断っておくけど、まあブログ読んでくださってる方にはすでにお気づきだろうけど、決してあたしは上手くないよ。
だから、不思議なんだよねえ。
こないだ、トップ奏者(これは固定)の隣で弾いた時には結構練習を積んだ時だったので、
練習を頑張っているとわかっていただけたのか。
あ、もしかして。
間違えやすいあたしは危険だから、よく前が見えて間違えにくい位置に付けてくれたのかな!
そうとしか思えない。
ご配慮に報いるために、一層練習に精進しますわ。
コメント
トップ奏者の人は誉めて育てるタイプの人なんじゃない?(^^)
ヨハネスさんは責任ある立場に置いとけば、きっと努力して応えてくれるって思ってるんだよ。
頑張ってね。
おわっ。早いコメントありがとうございます。けさはお天気でも悪かったのですか(笑)
あ、からかってすみませんせっかく応援してくださったのに。
ほんと、一層の努力に励み、責任を全う致したいものであります。弓を叩き折らないよう気を付けます。