久しぶりの市民オケ

日曜、オルガンコンサートのあとは、オケ練習に直行した。

練習所近くのコメダ珈琲に入って、早めの夕飯にした。

日曜のコメダは、やっぱり混んでるね。でも、名前を書いて待ってたら案外すぐ呼ばれて、案内してもらったよ。
コメダで危険なのは、メニュー写真と実物の量が違って見えること。実物の方がボリュームありすぎて辛い。
シロノワールだけでもお腹いっぱいにできそうだけど、これを夕飯にするのはちょっと罪悪感がある。

迷いに迷って期間限定メニュー「チーズカリードッグ」。
久しぶりにパン食べたかも。ほわほわっと溶けちゃいそう、すごくやわらかいのね。
でも、やっぱりお腹いっぱいになりました。

コメダがいいのは、食べ終わっても居座ってていいの。人の目が気にならない優秀なつくり。
とはいっても、気の小さい（？？？）あたしは気が引けちゃう。そのために、ジェリコ（コーヒージェリー）も頼んだ。

これ大好き。アイスコーヒーじゃチューッと飲み終わっちゃうけど、これなら間が持てる。

混んでるときは、2時間で退席をお願いされることもあるそうだ。わざわざ注意書きがテーブルに置かれてる。
入店が3時半だから、大丈夫。
この日は楽器運搬当番だから早めに行かなきゃならない。
18時練習開始だから、17時に会場に着けば早すぎるぐらいだ。

・・・ところが、会場に着いたら当番じゃない人もどんどん集まってて、楽器類の設置もとっくに終わってた。

時間変更で30分早くなったのに気づいていなかった。

えっ。当番、間に合わなくてすみません！
いろんな人に謝りまくる。
当番じゃないけど、そこにいた仲良しさんに「やっちゃったー」という顔を向けたら
「帰りに頑張れば」と言ってくれた。

おお、そうだ。片づけの時に、頑張ります。
うまく気を取り直すことができた。

別の仲良しさんの隣に座らせてもらった。

譜面台など用意してたら、ふと、床に水滴が落ちた。

彼女のバッグから水漏れしてる。

水筒のフタがしっかり閉まってなかったのね。
幸いお茶でもコーヒーでもなく、たたの水だって。
彼女が後ろに下がりバッグを確認してるあいだに、あたしはトイレに走った。

ペーパーを思い切り引っ張って丸め、席にもどったら彼女は自分のハンドタオルで床を拭いてた。
ああ、間に合わなかったか。
でもほんの少し残った床の水分を拭き取ったら、友達が恐縮してその紙も受け取ってくれた。

10年近く前も、この練習所でけっこう多めの水をこぼしちゃった人がいたんだ。
あの時は親切な仲間が事務所に走って、モップを借りてきてた。
あれを見てなかったら、あたしはとっさにペーパーを取りに走るなんて思いつかなかったかもしれない。

そして、あたしも水筒のフタを何度も確かめるくせがついた。

休憩時間に、いつもアメちゃんを配ってくれる人がいるんだけどね。

この日はさらに、一緒に秋田大会に行った人が秋田土産を配ってたの。

あっ。あたし、なーんにも考えてなかったよ。
せっかく個包装の「もろこし」を買ったのだから、配りやすいのに。

いる？とその人から差し出されたおかきともろこし、一瞬迷ったけど受け取っちゃった。ありがとうございます。

肝心の練習は。
久しぶりに本番指揮者で、いろいろ刺激的ではあったけど。
秋田ほどの難曲じゃないので、緊張感も普通。
弾けてない仲間を見ると、不思議に感じるほどだった。

片づけは頑張ったよー。
いつもなら、こういうとき自分の楽器の片づけを後回しにしちゃうんだけど、あたしの場合それをやるのはものすごく危険。
ケースをカラのまま持って帰ったことが二度もあるから、絶対三度めの轍を踏んではならない。

片づけの時は、みんなも自分の楽器を優先するんだなあ。
大型楽器の運搬を手伝ってる当番はあたしの他、もう一人のおじいちゃんしかいなかった。
この会場エレベータないから大変なのに。

小物類を持てるだけ運んだあと、ティンパニを２回下ろした。
3階から三往復して、トラックに積み込むまで手伝って、3階の練習所に戻ったらあたしの楽器だけポツンとあって。
まるでまた忘れ物してみたいになってたよ。
でも、大満足。

ところが、大きな問題発覚。

数人残っていた仲間の中に事務局長さんがいて。
「よはねすさん、秋田の参加費」とニヤリとする。

え。まさか。てゆーか、やっぱり？払ってませんでした？
顔が引きつったよ。
参加者ガイドと引き換えに、渡してませんでしたっけ。
・・・渡してないんだって。

確認しなかったあたしが100％悪い、けどさ。
もっと早く言って欲しかったな。何カ月、立て替えさせちゃったんだろう。

2回のフェスティバル参加のために、こっちのオケ練をずっと休んじゃったのでね。
「会えなかったから」って、事務局長は優しく言ってくれた。いや、優しすぎませんか。

今度の練習日には、お金とオマケにもろこし個包装1個じゃ足りないよなあ。

思い切り、どよよ～んと沈んだ気持ちで帰途についた。

楽器当番いっしょにやったおじいちゃんと途中でいっしょになったので、駅までの間このバカ話を聞いて笑ってもらって。
1割ぐらい、気持ちが軽くなったかな。