ハープとチェロのデュオリサイタル

きのうも演奏会に行ったよ。

市民オケの一部が参加する市民祭に行くつもりだったのだけど。

直前になってから変更した。
市民祭で、仲間が演奏するのはほんの15分程度。しかも遠い。

もう一つのお誘いは都内で、ちゃんと2時間楽しめる。
誘ってくれたのは、金曜もご一緒してくれた仲良し夫妻。

二日ぶりに夫妻と会って「お久しぶり～」と振ってみた。
先日の同窓会でも1週間ぶりにあった級友から言われて、とても楽しい冗談だなと思ったから。しかしほとんどウケなかった＿|￣|○

昼公演だけど、あたしが夜と間違えてるかもねーなんて夫妻で噂をしていたそうだ。うむ、さすがあたしのこと良く把握しておる。

あたしたちがこんなに頻繁に演奏会に行ってるって、誰も知らないだろうなあ。
他にもsonoligoシステムを知ってる人がいたら、しょっちゅう出くわすはず。
そしたら市民祭を聴きに行くメンバーかなり減っちゃうかしらん。
教えたいのに教えられない～

演奏会プログラムはすべてフォーレの作品。
没後100年のメモリアルイヤーだからね、そういう催しはたくさんある。

前半は小曲、有名なのと無名なの。あたしが無知なのではないはず、日本初演曲まで入ってるもん。

後半はレクイエム。
レクイエムはとても有名だけど、当然合唱は入るし、伴奏も小さめではあるけどオーケストラ。
それをハープとチェロ1本ずつで演奏する。なんて無謀な。
ハーピストが編曲したそうだ。
数年前にもこのホールで演奏したのだが、今回ホールから再演の話を持ちかけられたとのこと。

お若いのに優秀な人たちだ。
こういう真面目なリサイタルには珍しく、マイクを持って挨拶があったよ。
話し方も、お嬢ちゃまお坊ちゃまではなく堂々としたもの。
話しぶりからすると、お二人のコンビは、この場だけではないようだ。

アンコールの前に舞台袖での相談を話し続けながらステージに出て来て、お客が少し笑う。

アンコールは有名な「夢のあとに」を用意していたのだけど、フォーレではないけどもっと有名なサン＝サーンスの「白鳥」も。
舞台裏で急に「やれるよね！？」と迫って、やることにしたという、これは演出かな。
チェリストさん自分で譜面台を後ろにずらして、ハープさんと二人とも暗譜で白鳥を演奏してくれた。

メインのレクイエムは、あたしたちのオケでも随分昔にやったことがあるよ。
クラリネットはたった2小節しかないんだって！かわいそう。
バイオリンは、ファーストとセカンドが分かれていなくて１パート、しかも最初の2曲は出番がないとか。
へー。全然覚えてないや。
曲は素敵だから覚えてるけど。

さすがにチェロとハープだけでは原曲を表し切れないので、足りない部分を頭の中で補いながら聴いたよ。
そうだ、嫌われ者のクラリネット坊やが大昔、自分が死んだらこの曲を流してもらいたいって言ってたのを思い出した。

そんな話をたくさんできて、やっぱりこっちの演奏会を選んでよかったと思った。

きのうも快晴だったね。
よく「文化の日は晴れる」というけど、統計上は11月3日より4日の方が晴れの日が多いんだってよ。
天気良すぎて、うちの室温30℃まで上がってしまった。
外気温より高い温度で設定すると、冷房かけても作動しないんだよね。
楽器へのダメージが怖すぎる。

仕方なく窓を開けて来ちゃった、と夫妻に言ったらドロボーを心配された。
夫妻の家の近所でもやられたそうだ。
窓ガラスを割られたら、鍵なんかで戸締りしても意味ないよね。
最近は「やりやすい家」が狙われるわけじゃなさそうだから。

本日のオマケ

いい加減昼ご飯。ちゃんとしたご飯を作る時間はない。スーパーで、まるでケーキのような栗デニッシュがあったので連れて帰って食べちゃった。ケーキなら、これぐらい小さくても今どき500円ぐらい？スーパーのデニッシュなら160円ですわよ奥様。

ナスの使いかけがあったのと、冷凍庫の奥底で忘れられてたオクラがあったのでカレー粉たっぷりのサブジ。最近も作ったなコレ。

たんぱく質は何にしよう。解凍してなかったから、今から魚焼くのも面倒。ということで、しらすをたっぷり乗せた和風カルボナーラ。

卵と白だしとオリーブ油をボールに混ぜておいて、茹でたパスタをそこにぶちこんで混ぜるだけ。初めて作ったけど、いい感じに半熟になったよ。

やっと秋になったので久しぶりにお花を買ったのだけど。30℃の室温をよく耐えてくれたガーベラ。と、しっかりエッジが立つほど萌えてくれた豆乳ヨーグルト。

秋らしい気温になって欲しいのと、名残惜しいのと、半々です。