ティータイムコンサート

音楽

スピネットがとうとう搬入されて。
すぐに弾きまくりたいのはやまやまだけど、ほどほどにして。

搬入日の午後に行きたかったのは、東京文化会館大ホールのホワイエで行われるティータイムコンサート。このために、久保田工房に無理を言って午前中に来てもらったんだ。


そう、入場無料で、しかも管楽器による室内楽なの。
東京都交響楽団(略して都響)メンバーが演奏してくれるなら、間違いない。外れようがない。

最近、管楽アンサンブルに接する機会が飛躍的に増えたなあ。
今まで興味が薄くて、積極的には聞いてこなかった。

13時開演、12時半開場。
ぎりぎり12時半直前に着いたら「2列にお並びくださーい」と言われた。
2列じゃ、かなり長くなっちゃうよ。先頭の様子が全く見えないほどの長さになってた。

プログラムを受け取って入ったら、若い人は走り出してる。
何十席か並べられた椅子を確保したのは若い人で、我々年寄りはのたのた歩いたので椅子にありつけず立ち見だ。
あたしもぎりぎりで椅子は確保できなかった。椅子席のすぐ後ろは確保できたから、視界は良い。
すぐ隣に立ってたおじいさんは、床に紙を敷いて腰を下ろしてしまった。
あとから来たらしいおじいさんのお知り合いの若めの女性も、その隣に並んで腰を下ろした。
ちょっとうらやましい程度にはあたしも疲れているが、我慢はできる。

1曲め、モーツァルトの「きらきら星変奏曲」の原曲はピアノソロ、あたしは習ったことはないけど、もちろん隅々まで知っている。
でも今探したら、楽譜持ってなかった。
縮小した楽譜集の中にはあったけど、こんな小さい楽譜で完全に覚えるほど弾けたのかな。

親しみやすい曲なのに、眠くなってしまって。
倒れないように、サンダルばきの足の甲を日傘の尖った先端で突いて眠気を追い払った。
翌日、右足の甲のあちこちが痒くてしかたなかったよ。

2曲めと3曲めは、作曲家の名前は知っているけど曲はほとんど知らない。
フランセに至っては1曲も知らない。
でも、どちらも楽しかった。木管の響きが珍しくて、全然眠くならなかったし、メンバーが交代で語ってくれるMCも皆さん感じがよかったよ。

最後は映画音楽なので、いくら生演奏でもあたしは耳を塞ぎたくなる。
早くスピネットに触りたいこともあって、ここで退出したよ。

ホールじゃないのに、響きがとてもいいんだね。

奏者の背中側に透明な板がずらりと並べてあるのは、たぶん音が広がってしまってお互いの音が聞こえないので反響させるためだと思う。

こんないい催しがあったんだなあ。どこで情報を見たのかは覚えてない。
小冊子「ぶらあぼ」だったかもしれないけど、定かではない。

都響のホームページを見ても、次回の情報が載ってないんだよな。
この文化会館って、もうすぐ建て替えなんだよね。それまでに、できるだけたくさん行っておきたいんだ。

全く話は変わるけどさ。

自宅マンションのすぐ近くまできたら、アラサー男女が通りがかった。
女「じゃ、コンビニは?このへんコンビニあった?」
思わず「あそことそっちにありますよ」と教えてあげたくなったが、続いて
男「このへんのコンビニ、トイレ貸してくれないんだよ」

うんうん、そうそうそうなんだよね。とうなずいた瞬間、ハッとした。
トイレを探して焦ってるのか!次の瞬間に、声が出た。
あの、トイレでしたら!そこの右に公衆トイレがあります。
あたしも入ったことはないので、清潔かどうかお約束はできないんですけど。

女性からとても感謝されて、ああいいことしたなと思ったんだけど。
またまた、今ごろ思い出した。反対側に新しくできたスーパーの地下にも、トイレがあったんだわ。
まあマンション近所より1分ぐらい遠いけど、清潔は保証できる。

こんど、あの公衆トイレもいっぺん入って見てもいいかもね。
うちのマンションだけ断水、なんて時に備えて。

本日のオマケ

スピネットが届いた日は風呂に入る必要があったので、ノンアルで我慢。

一日おいて、やっと昨夜スピネットに乾杯。うちに来てくれてありがとう。

といってもスピネットに飲ませるわけにはいかないけどね、気持ちよ気持ち。

ライ麦パンのプンパーニッケルは、母が好きだった影響であたしも好きになった。

でも糖質制限を意識するようになってからは、滅多に買わなくなった。久しぶりに味わったよ。

※お断り

今日から、室内楽合宿に行きます。空き時間がないので、明日朝はブログが書けないかもしれませんが心配されませんように。

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