たかが100円なんですけど

小遣い帳というか家計簿というか、簡単な現金出納帳をExcelでつけてるんだけど。

今、現金を使うことってとても少ないでしょ。
Excelの現金残高と、手元の財布の中身の突合は、気が向いたとき、たまにしかしないのよ。

合わないことも多くて、首をひねってるうちに大体思い出すんだけど。

今回、1ヵ月ぶりに突合したら1600円手元が少ない。
1500円はどうしても思い出せないんだけど、100円は思い出した。

先月、土曜室内楽に参加したとき、親友メイも一緒に参加しててね。
参加費は、その場で現金で500円ずつ集めるところがほとんどなの。

メイがその準備を忘れてて、100円だけ足りないと慌ててるので貸したのよ。
「あとで、忘れてたら言ってね！」と言われて「うんうん」とうなずいた、それっきり。

それから2回は会ったのに、二人とも全く思い出さなかったわ。
メイ、あたしが貸したこと言ったら思い出すかなあ。それが、今の心配事。

実は明日、その室内楽の日なの。
もし彼女がすっかり忘れているとしたら。
きっと、あたしがいうとおり払ってくれるとは思う。
でもねー、内心、あたしの勘違いだと思われないかなあという不安がある。

なにしろあたし、若い頃からもの忘れが激しい（らしい）。
今でも時々。来期にこの曲を一緒に組んでやろうね、と言ってたのを忘れたときは、ちょっと声を大きくして言われちゃったよ。
「ちょっと！ん、もう、慣れたけどさあ」
その時まで、自分が忘れっぽいって自覚してなかったんだ、実は。

しかし、こないだの発表会の日、楽屋に戻ったらメイがいて。
「よはねす、もうこれで出番終わり？」って聞かれてちょっと沈黙した。
だって、最後の一曲にメイと一緒にやるのが残ってたんだもん。

メイの前に広げてある楽譜を指差して「まだこれがあるんですけど」と恐る恐る言ったら、さすがのメイも恥じ入ってたけどね。

というわけで、あたしもメイの記憶力を疑っている。
彼女がもし、まったく覚えてなかったら、「100円返して」と言ったことで二人の間にもやもやが残ったらやだなあ。
もう、100円ぽっちのことなら上げちゃってもいいかあ。

って、きのうは思ったんだけど。
これ書いてたら、やっぱり言ってみようという気になった。
1500円合わないのは諦められるのに、思い出したら小銭を諦め切れずにこだわるよはねすである。

本日のオマケ

きのうは金曜。週末努力という心理学上概念がある。最後にもうちょっとだけ頑張る。

最後だけ、ワインのためなら頑張れる。といっても、ビリヤニはカルディのレトルトだけどね。

ほんとは別のものを探しに行ったのだけど見つからず、目についたこれを買ってきた。うちでよく見て気づいた、これお米２合用なの。

一度に使い切れ、と書いてあったけど無視。半分は先日1合の御飯に混ぜて、その残りごはんと米麹の出しがらにレトルトの残りを混ぜたよ。

自分でカレー粉を混ぜるだけでは出せない、不思議な味だ。