お出かけするなら、用事はまとめよう

こないだ遠くの図書館へ行ったのに、その日返却期限だった本を延長手続きするのを忘れてた。

次の日にホームページで、赤字で「延滞」という文字がバーンと表示されてた。

わああ。やっちまった。
この本返す時、気まずいんだよな。
ま、二年に一度ぐらいは延滞してしまうので、謝り慣れてしまったけど。

そこで、奥の手がチラッと思い浮かんだ。
この図書館は、月に一度休館日がある。
その時だけ、図書館の外に返却ポストを置いてくれるんだ。
これならば、機械的に返却処理をしてもらえる。

それが、今日。
よかった。3日だけの延滞で済む。
それに、今日は平日室内楽の練習日。図書館経由で練習へ行けば、交通費まで節約できる。
電車に乗る頻度もまた、下げなきゃいけない事態になってきた。

今日の練習は、急遽2曲だけとなった。
コロナ感染拡大対応で、全体合奏が取りやめになったんだ。

そうだよねえ。1年、2年前なら、練習自体取りやめになっていたところだ。
もう、あたしなんか悪い意味で慣れっこになってしまった。

飲食店だって、普通にお酒も出してるよね。
お酒をセーブしても効果ないってことになったんだっけ？聞いてないけど。
でも、お酒なしでも、さすがに密は怖いよねーうっかりしてた。

きょうの2曲は、三重奏と四重奏。これなら密にならない。
どっちもピアノで参加するから、荷物も楽譜とタオルぐらい。らくちんだ！

タオル？椅子の上に敷くんだよ。
太ももが、よほど水太りしてるんだろう。
タオルを敷かないと、椅子を立ったとき座面に汗で水たまりができてる。
お漏らしじゃないんだよー、と説明するのも恥ずかしい。

2曲とも、仲良し友人が参加してる。
練習が終わったら、「よはねすのピアノと合わせるの夢だったんだ」と言ってくれた。
あたしも、上手な友人を差し置いて自分がピアノを担当するなんて今まで想像できなかった。
おたがい、夢が叶ってよかったね。

課題は、あたしのレパートリーを増やすことだ。
こういう、練習場所を提供してくれる組織で遊ぶなら、少なくとも三重奏以上の編成にしなきゃ。
でもあの練習所、5重奏だとけっこう密になる。
誰か、カンタンに弾けてカッコいいピアノ三重奏曲を作ってくれないかな。
虫のいい話。

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