頑固者はどっち

きのう、室内楽練習だったのだけどね。
まず1曲めで、紛糾した。

トマトさんが、今までセカンドバイオリンだったのだけどファーストをやってみたい、と前回の練習で発言したのよ。
へええ。あたしも含めてヘタな人は、難しいパートはやりたくない人が多いのだけど。
ファーストバイオリンの井川さんも交代を同意してくれたので、「まあ、試しに次回やってみれば」ということになったの。

それでもし大丈夫だったら、本番演奏会でもファーストをやりたい、ってことだったんだけどね。

いざ、やってみたら。
まず、出だしはファーストバイオリンが皆に合図して同時に弾くでしょ。
そこから「えっ、アタシが合図するの？」って驚いてて。
じゃあ、って弾きだしたけど、合図が全く見えず誰も弾けないのにトマトさんたった一人で弾き続けて。

ま、そんな調子なのでね。
どうにか最後まで通して、あたしが「トマトさん、やってみてどうでしたか」って聞いたの。

トマトさん、このまま本番でもやりたいって。「皆さん、よろしいでしょうか」とトマトさんが言ったら。
3人は黙ってたけど、ひとり山○さんがすぐ手を挙げて「ダメ」と。
山○さん、いつもスーツのロマンスグレーで寡黙なんだけど、たまに喋るときはかならず微笑みを浮かべながら発言する。

もしかしたらね、トマトさんの技術に不安を感じたのかもしれないけど、絶対にそうは言わない。

試しに今回だけやってみるならいいけど、本番もやるとは思ってなかった。
もうメンバーは最初から申請しているのだからそれでやるべき、もしファーストが弾きたいなら次期別の曲をやるときファーストとして希望を出しなさい、と。

トマトさんも納得しない。
「練習して来ました、本番までにもっと練習します。それじゃだめなんですか」

この二人がずっと平行線で同じこと言ってて。
残りの3人は「どっちでもいい」と思ってるから、どっちの味方もできない。
トマトさんたら山Ｐに向かって「この頑固者」とまで言ってるし。

とりなすように「どっちが」ってあたしがツッコんでみたんだけど、当人同士の耳には入らない。
山Ｐは微笑みながら「それはわがまま」とまで言っちゃってるし。

子どもの頃さ、喧嘩で「バカ」って言われた時「バカって言ったら自分がバーカ」って言い返すパターンよくあったよね。
人のこと「ケチ」っていう人はかならずその本人がケチだ、ってうちの母が言ってたことがある。
トマトさんも、いつも誰が話しかけてもほとんど聞いてなくて、自分が思いついた瞬間にさえぎって喋り出す癖があるのね。
なのに、「人の話は最後まで聞いて」って言うんだよ。あたし一応さえぎってはいなくて、文章の終わりまでは待ってるんですけど。

とりあえず収束

一応あたしがリーダーなので「あとで幹事に交代可否を訊いておく、もし可なら交代でいいですか」と山○さんに聞いたけど、ノーリアクションで。

ひとまず時間が来たので部屋を出たら、ちょうどそこに幹事さんが通りかかった。
聞いたら「ああいいですよ、何の問題もありません」と即答。「今までもそんなこと何度もあったし」
そこに山○さんがいればよかったんだけどね。いたのはあたしとトマトさんだけで。

はー。これからメンバーに、メール出さなきゃ。気が重いよー。
山Ｐ、納得してくれるかなあ。

2曲目と3曲めは、実になごやかに遊べた。
書きたいけど今日は省略ね。

本日のオマケ

きのうの昼ごはんは小松菜とじゃこのパスタ。

基本のサラダにいつもナッツを4種類入れるのだけど、うち3種は朝ごはんで食べたのでここでは麻の実ナッツだけ。

夜ごはんは鯖塩焼き。

練習前に妹と会ったとき、立派なローズマリーを数本もらったの。

鯖にのせて一緒に焼いてみたら、空気清浄機が異常に張り切ってた。

鯖から落ちる油は健康にとてもいいのでしょ。もったいないので、鯖の下にブロッコリー茎の輪切りを並べて、吸わせたよ。