「警察にお世話になりました」って書こうとしたんだけどね、釣りすぎだな。やめといた。
昼休みに公園のベンチで弁当食べてて、携帯電話をそこに忘れてったら警察に届いて、本当に警察署の御厄介になったことが2回もある。
自慢にならないか。
今回は、警察署までは行かず、交差点の交番に道をたずねたの。
きのうは、天気が気持ちよかったのでね。
愛車(電動アシスト自転車)を1時間運転して図書館に行って。
そのまま、大手町のランチタイムコンサートへ移動する、という計画。
どっちも、家から歩いて行く道はわかるけど。
図書館から大手町へ歩いたことがなかった。
まー、大げさに言っても陸続き。23区内、悪くても帰れないってことはないだろう。
でもねー、道路わきに立ってる地図では収まらない範囲。
大手町が、今走ってる道の右なのか左なのかもわからない。
降参。もう少し先に、確か交番があったはず。
交番の中にはどなたも居られず。お二人が交通整理に出られていた。
「お尋ねします、大手町へ行きたいのですが、この道の右でしょうか左でしょうか」
文字通り、右も左もわからない子猫ちゃん?
「地図、見ます?」
お願いします。
いっしょに地図見ながら説明してくれたので、だいたいわかった。
「ケータイにグーグルマップ入ってません?」
う。たまに見るグーグルマップは、目的地を文字で検索したときにたまたま経路案内が付いてる時だけだな。
マップ、というアプリはあるかもしれないけど探したことない。
「入れておくことをお勧めします」
はい。そうですよね。
負け惜しみではあるけど、知らない道を通るのは脳がかき回されて、強い刺激になるね。
少し間違えたけど、コンサートにはちょうどいい時間に着いた。
今回はフルート主役、ピアノ伴奏。
オフィスビルの吹き抜けのある場所なので、すごく響きがいいの。
フルートの、こんな低音がボーッ!と響くの初めて聞いたかも。
奏者さんご自身も、響いて気持ちが良いと言ってた。
世界的に有名なフルートのコンサートに行ったこともあるよ。
オーレル・ニコレは、客席に怪しい関係の女性でもいたんじゃないか。
しきりに、そっちにウィンクばっかり送ってて。そればっかり気になっちゃった。
ジェームズ・ゴールウェイは奥様とも共演したのでそっちの心配はなかったけど、二階席だったので音が遠かった。
もちろんプロ中のプロだから、しっかり響いてはいたんだけど。
きのうのフルートの方が、響きが体中に伝わった。
音が、耳に、体に、おいしかった。
先月のバイオリンも同じだったんだけど、きのうもやっぱり終盤で風が突然拭いてきて、楽譜をさらって落としたよ。
フルートさんは、笑顔も崩さずにサッとピアニストの背中に向かって演奏を続けてる。
あ、そうか!伴奏譜には、フルートのパートも付いてるんだ。
最前列に座ってた観客が、拾ってあげようと思わず腰を浮かしたけれど、スタッフがきてちゃんと譜面台に乗せてくれた。
フルートさん、お辞儀しながら演奏続けたよ。
二度目だからなあ。
企画者は、洗濯ばさみかなんか用意して、はさんであげたらいいと思った。
で、今。グーグルマップを探して、見てみた。
なぜだろう。紙の地図だとイメージが頭に入るのに、Googleの道って自転車が通れるのか高速道路なのか見分けがつかない。
これも、慣れだろうかねえ。
頑張って慣れるようにしないと。警察官の余計なお仕事増やしちゃうからね。
コメント
Googleマップ、ぼくかなりなヘビーユーザなのだけれどそれでも今自分がどっち向いてるのか
わかんなくなることある。
元々地図読みできない人で、持ってる地図をくるくる回して上を北にするタイプだからねー。
ただ、200k超えるウルトラマラソンなんて道を全部覚えてるわけにはいかないので、Googleマップ確認しながら走ることになるんだけど、ここはどこ?ってなることしょっちゅうだよ^^;
それより公園に2回も携帯忘れたことにびっくり。
今携帯の中って結構重要なもの入ってるから、無くすと致命傷になりそう。
携帯が戻ってくるような社会でよかったねー。
そうでしたかー。ヘビーユーザー様でも困ることがあるとは、かなり救われた気分になりましたよ。警察官あたしより年上かもしれないのにグーグルマップ使いこなせるんだな、と申し訳なく思ったところでしたので。
携帯忘れたのは、2回とも折り畳み式の時代。ロックかけてあるのであまり悪用はされにくいとは思いました。連絡先名も男女わからないように登録してあったし、どうせ電話が掛かってくることもまずないし。
電車で落としたときは、男子トイレで見つかったそうで思い切り怪しかったですが、ロック解除できなかったから諦めて放置したのだと思ってます。
だからといって、落としちゃいけませんがね。スマホになったら、あたしがすぐに困るので、ほんとに油断できなくなっちゃいました。