こんな本を読んだ。
ビジネスエリートになりたいなんて思ったことはさらさらないけど、健康食には強い興味があるんだよね。
ひと言でいうと、朝食抜きの勧めだった。
退職直前の社内健康診断で、空腹時血糖値にケチがついて慌てたあたしは、血糖値についての本もいろいろ読みあさったよ。
糖尿病の人は食事を抜いたら血糖値が乱高下するって、普通は書いてあるんだよね。
だから、この本はあたしには向かないと思ったけど、抜いてはいけない人は
・インスリン注射をして食べなかった糖尿病患者
・インスリンを作るタイプのがん患者
ま、そのほかもあるけど、医学部栄養学科卒の著者が試したところ、むしろ朝食を食べた日の方が血糖値の乱高下があったと。
たった一人のエビデンスしかないのもどうかと思う。
しかし、あたしはまだ糖尿病になったわけではないので、試すだけ試そうと思ったんだ。
最初の日の朝は、たまたま、食欲がない日だった。
前夜の食事が多少遅めだったかもしれないけど、よくある程度。
それでも11時ごろお腹がすいてきたから準備して、いつもの朝ごはんセット(生野菜、卵、チーズ、コーヒー)を12時前に食べた。
すると、昼ごはんがいらなくなるよね当然。
食費が節約できる。
退職して、家計の見直し中でもある。
ぜいたくしている自覚がないのに、食費が高すぎると思う。
ひと月5万から8万ぐらい。ひとり分とは思えないよ。
ぶろぐ村のどこかでお見かけしたある方は、1か月の生活費が3万円と書いてあったよ。
驚いて、食いついて読んでしまった。
朝は食パン、卵、バナナ。
昼は抜きで、夜はご飯と漬け物、味噌汁、納豆。
野菜を浅漬け用に切ったら、残った端っこを味噌汁に入れるんだって。
シンプルだよなー。美しささえ感じてしまう。
でも、個人的に、バナナはどうしても真似できない。
アレルギーではない。単なるわがまま。
子供の頃はいやいや食べていたけど、ひとり暮らしになった今、誰にも遠慮なんかするもんか。
健康食に強い関心があるせいで、流行りの糖質制限をちょこっとしている。
食費を減らそうとすると、どうしても糖質過多になりがち。
パンとご飯の代わりに、キャベツの千切りとかレタス、もやし、糸こんにゃくとか考えたらいろいろありそう。
でもねー、あたしの生きがいの一つがパスタ料理なの。
土日の昼だけはパスタ解禁って決めてるのに、それが無くなると寂しい~。
朝食抜きは三日ほど試したけど、毎朝空腹が辛くって。
勝手にルール変更して、土日は今まで通りに食べることにした。
三日坊主ともいう。
さて、明日月曜から、朝食抜きのお試しを再開するよ。
健康効果はまだわからないけど、料理の時間は相当節約できるよね。
あー、あとインスタグラムが料理専門アカウントだから、こっちの楽しみが相当減るなあ。
とか、机上で考えるよりも、まず朝ごはんを何時まで我慢できるかの方が先だった(笑)
空腹だととにかくお腹が鳴るタチなんで、職場が静かだった現役中には朝食抜きなんて芸当は完全にできなかった。
退職したら、こんな夢想ができる自由も得たってことで。
ん?「エリートの食習慣」を読んだのに、なぜ「ビンボー人の食習慣」を目指すことになったんだっけ!?
コメント
貧乏人の食卓は糖質過多って言うのは真実だよね。どうしても主食に寄っちゃう。下宿してた学生の頃は、スパゲティを大量に茹でて、サラダ油からめて冷蔵庫にいれておいて、毎食それをケチャップで炒めただけって言う食生活。
お金も時間も節約。時間なんて山ほどあったのに。
少しお金のある時は、街のセルフサービスのうどん屋さん。2玉食べても学食より安い。うどん県の大学行ってたからね
糖質って、おいしいですもんねえ。おかずがなくても、確かに、ケチャップで炒めたらスパゲティでもライスでもお腹いっぱい食べられちゃう。
うどん県のうどんはぜひ食べてみたいと思ってます。そこの学食はきっと空いてたでしょう!?