きのうは、チェンバロのレッスン日だった。
いい曲の課題をもらってるけど、それより通奏低音の勉強の方が面白く。
さらにそれよりも、今度の日曜に出る発表会のことで頭がいっぱい。
レッスン室に入って、まず先生に聞いてみた。
「先生は、チェンバロ曲をピアノで弾くことありますか」
発表会の曲は、バッハ作曲。本当はチェンバロのために書かれたのだけど、たいていはピアノで代用するよね。
チェンバロを備えてある発表会場なんて、きっとどこにもないだろう。
あったとしても、自分で調律できなきゃ発表できないよ。
先生は、プロのチェンバリストだから。
ピアノ曲を弾いてと頼まれることはたまにあるそうだけど、「チェンバロ曲だけどピアノを使って」と頼まれることはないみたい。
メイはピアノの名手だけど、今回はバイオリンを弾いてくれるの。
彼女から、あたしのピアノをもっとチェンバロらしく弾いてほしい、と言われてる。
って、もし同じこと前にも書いてたらごめん。
チェンバロレッスンを始めずに、あたしがピアノで弾くのを見てくださったよ。
「チェンバロらしく弾く」よりも前に、音楽的に弾くことを教わった!
まず、ペダルを使っていいこと。
メイも「ペダル踏んだ方がいいんじゃない?」って言ってたなあ。チェンバロのイメージと合わないと思ってたけど、ピアノが美しく響くにはペダルは効果的らしい。
そしてあたしが一番不自然だったのは、左手が刻むリズムが一本調子だったこと。
拍子感が全く出ない。
ああ、メイも言ってたなあ、1拍めを強くして欲しいって。
先生、「これ、ガンバの曲じゃない?わたし、やったことある」とおっしゃり、スマホで動画を探してくださった。
ガンバって、バロック時代のチェロみたいな楽器ね。
これを現代チェロとピアノの二人で演奏している動画が、あたしの参考になる。
先生が見せてくれたのは、これじゃないんだよな。
ひらがなで検索したと言ってたけど、カタカナで検索したから出ないのか?
半信半疑で、ひらがなで「ばっは がんばそなた」で検索したらホントに出てきた!先生が見せてくれたのが。
こっちの方が、ペダルがわかりやすいぞ。
いやいや、そんなのはまだ小手先。
一番ヤバいのは、とにかく指が回らないのだ。
第4楽章がハチャメチャなのをご覧になった先生は、びっくりした顔なんて決して見せず、とても優しい。
楽譜を全部弾かなくていい。なんなら、左手と同じことを右手でもオクターブ上で弾けば良い。
左手パートだけでも弾けない難しいところは、左手と右手で分け合って交互に弾く!なんてスペシャルな技を考えてくださったよ。
・・・通じるかな。説明むずかしいや。
「発表会、どこでやるんですか」なんて聞かれたけど、まさか先生見にいらっしゃることはないと思う。
聞いたこともない名前のホールだし。時間も伝えなかったし。
レッスン時間のほとんどをこれに費やして、最後の10分ぐらい、いつもの通奏低音をレッスンしていただいた。
家で一番よく練習しているので、数字を読むというより記憶で弾いちゃってる。
それでも、先生に見守られながら弾くと、突然記憶がなくなって突っ掛かる。
先生ほんと優しいなあ。「それでもずいぶん弾けるようになってます」と慰めてくださる。
でも、記憶で弾いちゃあズルですよね、と言ったら「記憶でいいんです!」だって。
確かに、バロック音楽の和音進行なんて、パターン化してるものが多いよな。
「覚えちゃえば、それだけ『やった』ってことだから」
「どうしようかな、これでいい(マルをもらう)ことにしちゃおうか」
と、先生も迷ってらっしゃる。
えへへ。あたしは、もうちょっと同じのを続けて、ほんとにすらすら弾けるところまでやってみたくなった。
マルを拒否して、そして今日も突然特訓していただいたお礼を言って退出した。
本日のオマケ

寒いんだけど、早く食べたいので火を使わない料理。
水菜は洗って切っておいた。紫玉ねぎをスライサーで薄切りにして水にさらす。その上に、サバ缶を置いて、缶汁とレモン汁としょうゆとごま油を混ぜてぶっかけた。
厚揚げだけ、ちょっと火を使った。グリルであぶっただけ。

暖は、酒で取る。燗を付けたかったけど、そんな心と時間の余裕もなく。
チューリップは、そろそろお別れね。レッスンの帰り道にすてきな花束を見つけたけど、あと1日だけチューリップに頑張ってもらおうと思って、買えなかったよ。

コメント