気持ち悪い話だけど、夢のことだから安心して。
夢の中であたしは、左手の親指をはさみでちょん切っていた。
はさみ、折り畳み式なのかなあ。とても小さくて、切れ味悪そうなんだけど結構簡単にじょきじょきっと親指を切り落とせた。
はあ。少し痛いけど、思ったほど痛くないや。
続いて、人差し指。ちょっきん、ちょっきん。はあ、切れた。
次、中指。
はさみを当てて切ろうとした瞬間、はっとした。
うわ。指切ったら、楽器弾けなくなるじゃん。
そこで目が覚めた。
両手とも、じんじんとしてとても痛い。
ああ、これ持病の痛みだわ。
切っている時の感触を思い出す。
硬いマシュマロを切ってるみたいだった。
持病は、症状がコロコロ変わる。
最初は、両手が激しくしびれて、まるで感電したみたいなので手を振らずにいられなかった。
それが1年以上続いて、しびれ専門医とかカイロプラクティックとか、いろいろ行ったな。
最初に行った職場近くの整形外科では「首の骨が潰れてる。老化現象です、あまり辛かったら電気当てに来てください」ってアンメルツみたいな塗り薬くれておしまい。
そうこうしてるうちに、右腕が上がらなくてつり革につかまれなくなった。
指がたらこみたいに腫れて、特に左手ではものがつかめなくなって。
それまで左手を使ってた歯ブラシやマウスは右に持ち替えたけど、楽器はとうとう弾けなくなった。
近くの大きめの病院の整形外科では「CM拇指も少しあるけれど、特に治療法はない。膠原病の検査もしてみますか、どうしますか」って、なぜかとても医者は機嫌が悪い。
で、膠原病内科に回してもらって数か月の検査ののち、やっと膠原病とわかった。
今に始まったことではない腰痛がある、っていうのもあたしの病気の特徴だそうだ。
ふくらはぎやお尻、全身痛いよ。
でも、治療を始めたら指の腫れも引いてきて、また楽器が弾けるようになった。うれしい!
一時は悲観して、オーケストラの休団届を出すと同時に退団届も用意してた。
この病気、特に寝ているときに症状が強くなるんだ。ふくらはぎがじんじんすることが長かった。
今度は手に来たんだな。
幸い、膠原病内科のお医者さまはとっても優しい。
「腕が上がるようになりましたよ。こーんなに!」と腕を高く上げて見せたら「よかったあ!」って、すっごく喜んでくださった。
診察のたびに、「楽器は弾けていますか」とも聞いてくださる。
そういう楽しみを持つことも、病気をよくするために大切なことだと励ましてくださる。
2週間前、目覚めたら手首をねんざしていたのも、もしかしたらこの持病のせいなのかな。
まだ腫れてて少し痛むけど、加減しながらピアノも弾いている。
来週、三カ月に一度の診察があるんだ。
先生に聞いてみよう。会うの、楽しみだよ。
本日のオマケ
きのうの昼ご飯は、近所のサラリーマン御用達のPiantaさん。
以前、土曜に行ったら幼稚園のママとこども軍団で「密」で恐ろしくて入れなかった。
12時10分ぐらいの一番忙しい時間帯に行ってしまったけど、お二人の女性店員さんは明るくてとっても親切だったよ。
漁師風ガーリックソースを、いただきます。ツナが多めに混じってて、見た目よりボリュームあり。
大きな唐辛子は半分は齧ったけど、あと残してしまった。激辛ブームも今は昔のこととなり。
ここのお支払いはぺいぺいか現金。あたしもぺいぺいやってみようかなと、お支払いしてる人を凝視してたら、店員さんが何か用事かと勘違いしてあたしのところまで来てくれて申し訳なかった。
さらに、会計するとき奥からその店員さんがわざわざ出てきて、ぺいぺい払いの補助をしようとしてくれたんだ。混んでるから勇気出なくて現金で支払っちゃた。今度、空いてる時間に来るので教えてください。
オマケ夜の部
元レシピは小松菜とウィンナーのミルク炒め。
あたしの大好きなブロガーさんがきのう載せててね。
予定外に小松菜が届いて戸惑ってたところなので、ありがたく挑戦・・・したかったけど、ウィンナーがなく代わりに冷凍してあったコンビーフでやってみたの。
炒めてるうちに粉々になって、なんだか離乳食を食べてた幸せな気持ちを思い出した気がした。それはね、唐辛子を入れ忘れたからなの。ほんとはかなり辛くて大人の味になるはずだった。
見た目もあまりにもヒドイので、ここに載せようか迷ったけど。
ここは現実を披露するブログなので、恥を忍んで載せておく。
コメント
コンビーフって冷凍できるや〜
良い事知ったヨン
お金以上に自分が大切と云う事を
シミジミ思ったブログやで
うん、本当にネ
だってね、肉のハナマサで再発売されたコンビーフったら、ひと缶で300g以上あるのよ。四つ割りに分けて冷凍しても、ひと切れ一度じゃ使い切れないぐらいよ。それでもお安いから、再発されてうれしいのです。ベーコンやソーセージはとってもおいしいけど、結着材やら発色剤やら怪しいものが気になってしまってあまり買えないので、このコンビーフで代用してます。ウルグアイの広大な自然の中で育ったそうなので、ストレスの少ない牛さんてところもお気に入りポイントです。
あ、語ってしまった。そんなに気を付けててもトシ取ったら病気になるのです。案外、こういう人間の方が早死にする説をだんだん信じるようになってきました。たはは。
不機嫌は伝染するからそういう人には近づきたくないね。
今のお医者さんはいい人そうでよかった。
関西の電車のドアには「指詰め注意」とかいうステッカーが貼ってあることがありますが、これはヤクザ者には注意してくださいということですか、という質問を何処かでみたことがあります。
ステッカー自体の存在はぼくも知ってます。
エライ人は特に不機嫌ダメですね。患者が委縮して、質問もできなくなっちゃいます。うちから一番近い病院なのに残念です。
あら指詰めって関西の言葉なんですか。あはー「お里が知れる」じゃなくて「お育ちの環境が忍ばれる」のでありやしたね。本性って隠せんわい。