うちは、一人暮らしになったときから契約をしていない。
母は契約していたけど、亡くなったとき連絡して、前払いしていた分を払い戻してもらった。 玄関扉にはNHKのシール貼ったままにしといたけどね。 それでも、嗅ぎつけるんだねえ。 郵便受けに、「不在のため帰ったがまた来るぜ」ってお知らせが入ってた。ぞー。 また来ないうちに、引っ越すことができたけど。 うちは、クール便が週に一度来る。 その時間指定5分前に帰ってきたら、オートロックの前で勧誘員さんがいろいろな部屋に連絡を試みているところだった。 早速、部屋番号と契約有無を聞かれ。 「あ、契約入ってないですけど、すいません、あと5分で宅配来ちゃうんで!」と振り切った。 勧誘員さん礼儀正しくにこやかに「ではまたの機会に」と見送ってくれたけど、あたしいかにも挙動不審だったよねえ。 その2年ほど後。 バッグつかんで、まさにこれから出かけようとしていた時インターフォンがピンポーン♪ あああ。 別にさ、悪いことはしてないんだよ。 テレビ持ってないからさ。 でも、信じてくれなかったり、持ってなくてもケータイで見られるでしょとか食い下がる人が多いって聞いたことがある。 こっちに時間の余裕があれば、まだ説明する気もあるんだけど。 なんで、いつもタイミング悪いんだろうねえ。 もう、インターフォンに出ちゃったからなあ。逃げられない。 扉チェーンをかけたまま、扉を開けた。 「現在こちらのお部屋の状態確認を・・・契約なしですか、いつこちらへ・・・テレビお持ちですよねえ、」 のところでさえぎり「無いんですよーうち」と畳みかけた。 「えっ。無いんですか?」やっぱり疑ってる確認、するよねそりゃ。 見たい番組がないなんてケンカの素は言わずに。 「あたしのスマホでは見られませんし。ラジオでは、たいっっへんお世話になっているのでね、ラジオ聴取料でしたら喜んでお支払いしたいのですが」 「いやー、それはいただかないことになってるんですよー(;'∀') また今後、状況が変わりましたらよろしく」 ふう。わりとすんなり帰ってくれた。 状況変わってもよろしくは対応しませんけどね、と内心思いながら 玄関扉を閉め、バッグをつかんだ。
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