やられたー。
インスタで流れて来た商品紹介が急に気になり欲しくなって。
こういう商品があるってのは、聞いたことがあったよ。
微細な振動をヘアブラシに起こして、それでとかすと縮れ毛が伸びてツヤが出るっていうのね。
はあ?なんでそれで縮れ毛がなおるの?んなこと、あるわけないでしょ。
消費者をバカにするのもたいがいにせーよ。
とか、あたしが商品をバカにしてたくせにね。
ただ、これが雑誌の付録で、税込みでたった1200円で買えると知ったら、急に試したくなったの。
雑誌だから、売り切れたらもう買えなくなっちゃう、っていう限定ものだとなおさら買っておこうという気になる。
・・・どうも、以前にも同じ商品を付録にしたことはあったみたい。その時は気づかなかった。
そんなに人気なら、少しは効果あるのかなあ。
1200円なら、試してみても悪くない。
好奇心に負けました、はい。
で、雑誌だから書店よ。
うちの近所の小さな本屋さんでは、雑誌といったら週刊誌ぐらいしか置いてない。
上野の大型書店は閉店しちゃったしな。
あ、そういえば御茶ノ水に丸善があったな。
働いていた時はね。
昼休みの気分転換に、立ち読みをすることは多かったよ。
最近の本屋さんは、付録付き雑誌をはじめ、手帳とか地球儀とかトートバッグとか、雑貨もいろいろあって楽しいね。
うちの会社の取引先の書店で本を買うと5%引きになったけど、退職したらその手が使えないのはさびしい。
遠くの商業施設のクレジットカードでも5%引きで買えるんだけど、うちから7㎞ぐらい離れてるから自転車で行くにはけっこう気合いが必要。
ここはひとつ、お金が有り余っている自分を想像しながら、「定価で買うというぜいたく」を楽しむことにしよう。
自転車もいいけど、サッと行ってサッと帰ってきちゃうからレジャー気分にならない。
と、のんびり歩いて行ったのに、やっぱり貧乏性が抜けないなあ。
一目散に目当ての雑誌を探して店内を猛スピードで歩いて、わずかしか残ってなかった本を抱きしめ真っすぐレジへ。
働いてる時の暇つぶしみたいに、もっとほかの本の背表紙を眺めたかったのに。
ま、また来ましょう。
やっと、あたしが想像していた楽しいリタイア生活をここに見つけた気がした。
かさばる本をリュックに詰めて、来るときから気になっていた、本屋の隣のマーケットスペースでライ麦パンを買って帰ってきたよ。
これできのうのレジャーは終わり。
ブラシは、電動で振動させるんだけど、乾電池式だった。単四2本必要。
あたしは電池はすべて充電式を使っている。
ときどき、充電式電池じゃ作動しない電気製品があるので、試してみるまで不安で仕方がないんだけど、これは充電池で大丈夫だった。
電池がなかなかはまらない。壊れるとしたら、ここが一番最初にダメになりそう。
なんとかはめて、スイッチを入れた。
ビーンと痺れるような細かい振動が伝わる。目では、ブラシが振動しているようには見えない。
あたしの髪は基本ストレートなんだけど、山ほど混ざってる縮れ毛がビョンビョンと飛び出してる。
ブラシでひと撫でしたら、あーら不思議。けっこう落ち着いた、気がした。
1本1本見ると、もちろん縮れ毛が伸びてるわけじゃあない。
飛び出してた髪が少し、ストレート毛の中に収まるように落ち着いたぐらいだな。
今まで使っていた普通のブラシより、ちょっとだけいい、ような。
まー、1200円分ぐらい、楽しい気分になっておこう。
コメント
理想のリタイア生活が近づいてきたのね。
これからも初心を忘れずリタイヤ生活に精進してください。
女性誌は付録にそんな豪華なものがつくのね。
付録目当てに本買ってたのは小学校の頃の科学と学習くらいかね。
小学○年生とか螢雪時代にはついてなかった気がする。
んッフフ。思わず吹き出すコメント大好きです。いつもありがとうございます。初心忘れず初志貫徹する所存です。
科学大好きでした!学習は1ミリも興味なし。面白い付録何か付いてましたか。