少しずつ距離を置く

今日もネガティブ話なので、お気持ちに余裕のない方はどうぞ回れ右をお願いいたします。

すみませんね。寒いし、お買い物制限中だからあたしの気持ちも落ちるのかしら。
世の中ボーナス出たところだし、仕事納めな人も多い中。

カレンダーの都合で、今回の年末年始が長い！って喜んでる人がいるね。
会社員時代は、来年のカレンダーが配られた瞬間からその話題で持ちきりになったなあ（遠い目）。

久しぶりに、そんな言葉を聞いた。
音楽仲間のお宅で、毎年忘年会をしてるの。「今年はカレンダーがいいから、早めにできます」って誘ってくれた。
さすがにコロナ禍では何年か休んだけど、また復活してる。
あたしも10年ぐらい前から誘っていただけるようになって。

流行歌を弦楽四重奏にアレンジした曲集がたくさんあって、お酒の勢いを借りてピンクレディや都はるみなんかを交代で弾く。
楽しいよ。

お宿の主の近隣に住む人、同じパートの人など、主が個々に声を掛けてるみたい。
最初は小さなカード（コピー用紙を小さく切ったの）に住所を印刷したのを配ってたな。

行かないの？と聞くと、たまに「ちょっとね」と浮かない顔をしてる人がいる。
あまり深く近づかないようにしてるらしい。でもそのわけを聞いちゃうと、悪口になっちゃうからね。
お互いに、いわざる聞かざる。

主はね。いつも穏やかで、ゆっくり小声でしか喋らない。丸顔童顔で、笑顔は可愛らしい。

そこまでは、いい。
彼には何の罪もないのだけど、その顔が、いや、何もかもあたしの昔の上司とそっくりなのよ。
ただそれだけで、あたしもあまり近づけなかったんだ。

上司、結婚願望すごく強かったのに、結局最後まで独身だったなあ。
出世はするんだけど、部下はみんな首をひねってた。「何もわかってないくせに」って。

部下がなにか相談すると、「うーん」と言ったきり、返事を保留する。
よく「一人会議」をするので有名だったよ。
読売新聞の四コマ漫画の主人公「コボちゃん」に似てるので、陰で「コボ」と呼ばれてた。

で、オケ仲間の方のコボちゃんはね。
やっぱり、ずっと独身だった。
40代になってからご結婚されて、よくあんな美しくて感じのいい奥様を捕まえられたものだ。
結婚が遅かったのは、きっとコボちゃんの決断力がなかったせいじゃないか？

あたしはずっと気づかなかったけど、彼の行動が遅いのが元上司と全く同じだって、最近わかってきた。

パートチーフをしてくれるのはものすごくありがたいのだけど。
今週の練習の内容は・・・とメールをくれるのが、前日の朝3時、4時だってことが多い。早くて2時。
よほど忙しいんだな、と思ってたけど。

演奏会の曲目を決める選曲委員長もしてくれて、ありがたいのだけど。
締め切りに間に合ったことがない。
曲も決まらないのに、指揮者に日付だけお願いするわけにもいかないし。
曲によって、頼める指揮者も違ってくる。何も進まない。

役員会で、みんながイライラしてるのが肌で感じられる。
やっとわかった、コボちゃんの人気がないわけが。

今年の忘年会のお知らせは、カードでなくメールでいただいたの。
どうしようかなー。行けば楽しいんだけど、これ以上彼の味方にならない方がいいかも・・・

返信をしなかったら、練習の時「メール届いてますか」と、そっと聞かれた。
今の時点では、たぶん行けます、とニッコリしておいたけど。

ついにきのう、あたしも決断した。
理由をつけて、「こないだは行けますと言いましたが」欠席すると。
別に、予約制じゃないし、行ける時間に行ける人だけ行くゆるい集会だけど。
もしもだけど、「来ると言ってたのにまだかな」と心配させたら悪いと思ってね。

コボちゃん、自分がなぜ人気がないのかわからないだろうなあ。
でも、誰かが言ってあげたとしても、行動が遅いのって変わらないと思う。

とりあえず選曲は、委員長ではなくコンマスが決めちゃうって言ってくれた。
ほんとはコンマスにそんな権限はないのだけど、どうしようもなくてね。

うーん。あたしが忘年会に行かなくたって、もっと通じるはずないやなあ。
でもね。コボちゃん軍団の一員になりかけてるから、それは避けたいの。
うまくフェードアウトできるといいな。

本日のオマケ

朝昼ごはんはスパゲティ・アッラ・カプレーゼ。モッツァレッラチーズちぎって、ほんとはバジリコのところ、カブ葉を乗せた。トマト缶の代わりに、残ってたトマトジュースを使った。味はよかったけど、色は薄いね。理想はこちら。

夜は寒くなったので汁物が欲しい。残ったトマトジュース全部使って、カブやじゃがいもでミネストローネ風。

牡蠣を500グラム使って、オイル漬けも作ったよ。

もちろんお腹いっぱいにならないけど大丈夫。お菓子が山ほどあるから、年内はもちそう。