合宿最終日

交流、交際
合宿所 音楽棟

三日目の朝方は、大雨の音で目覚めた。

宿泊棟から食堂や音楽研修棟まで、一応屋根はあるけど外廊下をだいぶ歩くの。
折り畳み傘で間に合うか心配したけど、朝ごはんの時間までには止んでくれた。

和食コーナーから鯖塩焼だけもらってあとは洋食、ちょっと食べ過ぎた

食堂は、宿泊で同室になった人は連れ立って行くようだけど、今回あたしは2泊とも一人部屋。
空いてる席に座ると、同じテーブルに来る人はやはり一人だけで。
そういえば大人数の合奏でゆうべ一緒だったのに話ができなかった人、珍しい楽器をお持ちだったのでやっとその話が聞けたり。

前日、1泊後の朝食でも、メールだけのやりとりだった有名人と話が弾んで、2時間近くコーヒーで粘った。
もちろん、お一人様でなくてもグループに入れてもらうと、そのたびにたくさんの話を聞かせてもらえる。
夜の懇親会より、食堂のほうがよほど濃密な懇親ができるわ。

昼食はバイキングではなく、丼ものが既に並べられている。
昨年の合宿で仲良くなったN井さんと誘い合って四人掛けの席についたら、初日で仲良くなったY本さんが来てくれて。
最後に、合宿幹事さんが来てくれてテーブルが埋まった。

ポークカレー、おいしゅうございました

幹事さん、こまごまとした仕事を抜かりなくやってくれる。
全員の顔と名前が一致してるんだろうな。
あたしの顏を見ただけで「お時間ありますか」と声をかけてくれて、ピアノが使えなかった日の分のピアノ料金の払い戻しをしてくれたり。
合奏を楽しんでいると、彼女がカメラを持って撮影して回ってる。結構な確率で来るけど、彼女もたくさん合奏してるのに。
分身の術でも使っているのかと思うよ。

昼食を食べながら「よはねすさんとこうやって話したことないですよねー」と言われ。
なるべく違う人と、音楽も食事も組むようにしてるんだって。
特に食事の時に、普段言いにくい不満などの話が聞けるからだそうだ。なるほど。

きのうは午前と午後に1曲ずつ。どっちも難しかった。
ハッと気づくと、もう駅までの送迎バスが出る時間が迫ってる。
施設で借りた譜面台は独特で、慣れないと畳んでケースに入れるのが大変なのよ。
前夜にやっと畳み方を把握した。一人、初心者さんがどうしてもケースに入らず苦心してたので、教えてあげられてよかった。

ドタバタとバスに乗り込んだら、合宿メンバーグループLINEが入った。(あたしはその中に入らなかったけど)
施設に、楽器の忘れ物があるそうだ。バスの中の人ではないか確認してくれと。

それは大変ねー、と他人事ながら心配して、ふっと思った。
もしかして、あたしが持ってきた自分の楽器、ケースだけだったりして!?

「あたし、前科2犯なんですよ」と周囲に説明して。
狭い狭いバスの中で、ケースを開けさせてもらう。
ホックを2か所はずし、長いジッパーをあけるのも手が震えてもどかしい。

あったー。ふう。みなさん、お騒がせしました。

結局、その楽器は昼ご飯をご一緒した幹事さんのものだったそうだ。
最後まで、たくさんのお仕事で大変だったろうね。

結局、3日間の合宿は、なんとか事故も起きず無事に終わったよ。
そうそう、帰りの新幹線もね、朝のうち確認してみたらやっぱり交通ICが登録されてなくて。
今度は駅員さんの助けを借りず、なんとか自力でできたんだ。(って話は、きのう書いたんだね。今確認して気づいた。ダブってごめん)
バスが駅に着くのと、新幹線が出る時間の間隔があまりなかったから、危ないところだった。

事件に期待したどなたかには、残念だったねーーーー。

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コメント

  1. うなゆき より:

    ワォ〜 おしゃれなテーブルです
    このピアノのテーブルに座った?
    でも、くつろげないかもね。

    そうか,事件起きなかったか
    日本中のファンを裏切りったでごじゃるよ
    私の後ろにはね、幾万人ものよはねすファンがおるんやで〜
    って、よはねすさんを脅してどうする…

    • よはねす よはねす より:

      昔からこんなデザインのテーブルが欲しいと思い続けてきたので、思わず駆け寄りナデナデしましたよ。椅子までちゃんと演奏用みたいなベンチ型のが1個あるだけで。周りに椅子並べたら、すてきな音楽談義もできそう。

      いやいやいや、もちろんブログだから誰かに読んでもらうために書いてるんだけどさ、リアル仲間には絶対見つかりたくないからね。
      うなゆきさんの後ろに続く方々が音楽関係でないことと、事件が起きないことと願い事が二つになってしもうた。