充実しすぎ、リア充でござる

小学生並みの作文能力しか持っていないせいで、時系列で書くのが一番書きやすい。
とりあえず、きのう土曜の昼から。
なんか、土曜ってこんなに幸せだったっけ、とぼうっとしてたら、洗濯するのを忘れてた。
慌てて昼前に室内干しを完了し、なんか作りすぎたものを冷蔵庫から出して食べて出かけた。

出かけた先は、バイオリン発表会だよ。
知り合いも二人いるけど、友達というほどの付き合いではない。

昔から、知らない人のピアノ発表会を見つけると飛び込んで聞かせてもらうのが好きだった。
素人の演奏でもいいから、とにかく新しい曲を見つけたい。そしてあたしも弾きたい。

きのうの発表会も、一応素人なんだけど、うっそープロでしょ！？っていう腕前の人がずらり。
休憩時間になったら、隣に座って聴いてた人が話しかけてきた。
「皆さん、すばらしく上手ですね」から始まり、互いに何の楽器をやってるか、どこで活動しているかなど話が尽きない。
男性だけど小柄で、手が小さい（あたしと同じぐらいだった）のにピアノをやってて、
誰か遊んでくれないかとこの場に自分を売り込みに来たんだって。

知り合いたちとはほとんど会話せず、その素人ピアニストさんと一緒に途中退出した。
別に場所を変えて話がしたかったのではなく、二人ともその時間で出なければならない用事があったから。
あたしもピアノ伴奏してくれる人がいたらいいけど、ちょっと住処が遠いなあ。残念だなあ。
しかしその人のFacebookは後で見てみなきゃ。

途中退出して向かった先は、市民オーケストラの練習会場。
コンビニで、たんぱく質豊富という菓子パンを1個買って会場に入ったら、施設の係の人が声をかけてくる。
あたしの背負った楽器を見て「音楽ですか。今夜は、音楽の予定はないので、お間違えじゃないでしょうか」
ええっ。ありがち。手帳を確認したら2駅先の会場だった。
間違えてました！よく、声をおかけくださいました、本当に助かりました。

早く着きすぎたと思ったけど、2駅移動したら入るのが難しいほど仲間がぎっしり準備万端で座ってて。
でも、どうにかギリギリで練習開始から参加はできた。

「ここ、あいてますか」と椅子を指さして聞いたお隣の人は、顔は見たことがあるけど話したことがない団員さん。
この日から、新しい曲目になったのでメンバーの変更があったんだ。
お互い自己紹介して、あたしはなるべく先輩風を吹かせないように気を付けて練習した。
でもやっぱり、あたしが間違ってるのにその人も合わせてしまって二人とも間違う。
ほんとに、申し訳ない。
初見大会って、脳がすごく活性化して、疲れるけど大好きなんだ。
ついつい、「この曲はこうだよね！」と勝手に指が動いてしまう。で、だいたい間違ってる。
人に迷惑さえ掛けなければ、オケで一番楽しい瞬間だよ。
しかし、そういうとだいたい「えー。もうあたしは自信失くした」という人がほとんどなんで、仲間には言いにくい。

帰りの電車を待ちながら先に買った菓子パンを口に詰め込み、うちに着いたのが10時。
その翌日（つまり今日）は、別の室内楽サークルの発表会なんだ。
ちゃんと風呂入って縮れ毛をしっかり伸ばさなきゃ。
髪を乾かしたらＬＩＮＥの返信などして（明日発表会を見に行かないかも、なんてわざわざいーのに）
室内干ししてある寝巻を着て、枕カバーも物干しざおから取って、設置して寝た。
あとは干しっぱなし。

けさ、自分の発表会本番の朝。
起きられない～。
参院選選挙に寄ってから行くつもりだったけど、無理。発表会会場に直行した。
今回の発表会は「設置・撤去」係を仰せつかった。
長机を借りて受付や楽屋に設置、運行表時間割や、チラシなど数枚を各所に貼り付ける。
自分のリハーサル出番まで相当空き時間があるので、外のコンビニにおむすびを買いに行く。
3曲ある出番のうち、1曲はフルート協奏曲なんだけどね、主役のフルートさんが時間になっても現れないとかいろいろあったけどなんとか本番には間に合った。

終わって楽屋に戻ったら、ゆうべＬＩＮＥで来ないと言った友達から「やっぱり行くぞ」とＬＩＮＥが入ってて。
まもなくその友達が楽屋に現れた！「差し入れ」とアップルパイをたくさん持ってきて。
うぉー、遠いのによくきてくれた！
その友達もこのサークルのメンバーで、今回不参加だったんでね、楽屋も平気で入ってこられるの。

ふと我に帰ったら、いっけねー。次の出番の人からピアノの譜めくり頼まれてたんだった！！！
もう演奏が始まってる舞台に、ゴキブリのようにササササッと走り込み。

でも、直前に頼まれた際、「もし無理だったら自分でなんとかめくりますので大丈夫です」と聞いてたから。
最初、楽譜のどこを演奏してるか把握するまではどぎまぎしたけど、あとはなんとかこなせた。
人生で、人の譜めくりしたの、これが初めてだよ。いい経験した。
あ、もちろんピアニストさんには謝ったし、ピアニストさんも出番確認ができてなくてすみません、って言ってくれたよ。
出番はあたしが自分で気づかなきゃいけなかったんだよね。ここは、反省。

で、その次の次があたしがピアノを弾く曲の出番。
急いで着替えて、メガネ変えて、楽譜だけ持って舞台袖へ。
直前のリハーサルで何度もやり直してもらったところ、1ヵ所やっぱりバイオリンさんが間違ってしまった。
大した間違いじゃない。全員、多かれ少なかれ間違いは付きものだ、あるのが当たり前とあたしは思う。
でも、普段上手な人ほどがっかりするんだろうね。
演奏直後、一人一人にお礼を言ったけどバイオリンさんは返事してくれなかったな・・・
ミスを気にしているのだと解釈したけど、違うかもしれない。
あたしが病気から復活したとき、真っ先に駆けよって「良くなったんですか」と聞いてくれた、仲良しと思ってる人なんだけどね。

で、コーフンで真っ赤な顔のまま楽屋に戻ったら、友達も客席から戻ってきてくれてた。
「きのうＬＩＮＥで『危うし』なんて言ってたけどぜーんぜん大丈夫じゃない」と変なホメ方をしてくれた。ありがとよ。
ほんと言うとね、この時間におむすび食べようと思ってたんだ。
でも持ってきてくれたアップルパイが気になる。まいっか。小さめだけど、ばくばくと３つほども平らげた。

このサークルで、前回はこの友人から頼まれてピアノ伴奏したの。
でも、ピアノが主役の曲を弾いたのは今回が初めてでね。そうとう気合い入れて1年ぐらい前から練習を積み重ねてたんだ。
「ピアノデビューおめでとう」と言われ、なんかその気になる。
この友人とは別の平日サークルでも一緒に活動しててね。この曲を、別のメンバーでこの友人とともに今月中にやる予定があるのよ。
そんな話が尽きないけど、ほかの人の演奏も聞きたいんで、一緒に客席に移動する。

ちょっと疲れた。
これからごはん食べてお風呂入りたい。
続きは、明日書くね。

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