余韻に浸る間もなく

憧れの秋山先生に振っていただいて、まばゆいライトに照らされて。
1000人近い聴衆に見守られながら、このステージの上になんであたしがいるんだろう。

すごく不思議な感じを味わってたよ。

子供の頃から、公民館のようなところで音楽の練習をしてる人たちをたまに見かけると、「この人たちはどうやってこんな楽しいことができるのだろう」と不思議で不思議で仕方なかったんだ。

きのうインスタグラムを開いたら、また秋山先生のお姿が出て来た。
小学生バイオリニストひまりちゃんが秋山先生の指揮でブルッフの協奏曲を弾いてる。

日曜に我々アマチュアを振ったのに、火曜にもう別の演奏会があったんだね。
その前の土曜にも、急遽愛知の演奏会に出られることになった、と聞いている。

先生はあたしよりもお元気のようで、うれしい。
本当ならアシスタント指揮者が指摘するような、基本的な間違いばかり教えていただいて申し訳なかった。

余韻に浸っていたいところだけど、そうもしていられない。

ピアノ入り室内楽のお誘い

室内楽の仲間から、12月イベントに参加のお誘いがあった。
フルートとチェロとピアノのトリオ、フンメル作曲。
ふーん、フンメルって確かソナチネアルバムに入ってた曲を書いた人だっけ。
じゃ、易しいかな。

ところがYouTubeで聴いたらとんでもない、超絶難しすぎる、全くもって無理無理。
とハッキリお断りしたのに。
「速度を落としたらいかが」とチェロさんから。
YouTubeで0.75倍速にしてもキツイ、と言って納得してもらったら
「テンポ80の指定ですが音源は90ぐらい、ブレスは問題なくどうのこうの」とフルートさん。
長文で、どうしてもやりたいようだけどあたしだってどうしてもやりたくないので、もう返信やめた。

(※調べたら、ソナチネアルバムにフンメルさんの曲は載ってませんでした。記憶違い失礼いたした。）

合宿曲目申込

来月、室内楽で規模が大きめの合宿があるんだー。
去年は参加できなかったけど、参加した親友が「絶対行った方がいい」と言ってたので、今年は参加を申し込んだ。
2曲まで、希望曲を申し込むことができる。

日程の都合で、あたしは全部で６曲参加できるけど、申し込んだ曲が必ずできると決まったわけではない。
とりあえず、楽譜を持っているショスタコーヴィチとボロディンを申し込んだけど。
あとはどんな曲に参加できるかなー。楽しみでもあり、手に負える曲を与えてもらえるか怖くもあり。

平日室内楽の申し込み

こちらは月に一度の定例会。今月はオケのイベントが二つもあるから欠席する。
しかしもう9月分の募集が始まった。
合宿の前日に当たるので、これも欠席したほうがいいか悩んだ。
いろいろあって、結局応募したよ。

モーツァルトのフルート四重奏、いくつかあるんだけど、そういえば昔からやってみたいと思ってたんだ。
しかしあたしのお慕いするフルートさんはバッハが大好き。
あたしがモーツァルトを提案したら、お付き合いでやってもらうことになる。

ま、フルートはほかにあと二人、できる人がいるんだけどさ。
でも、なんとなく心の中でくすぶったままだった時に、「モーツァルトもやりたい」ってその方が口走ったの。
うれしい。よーし、エントリーしちゃる。

しかししかし、実は楽譜を見たことがなくてさ。あたしができるかどうかわからないのに、きのうエントリーしちゃった。
採用されるかどうかは、今週末にわかる。
組み合わせ表に入ってたら、楽譜をダウンロードして練習を始めるよ。

買い物、洗濯、風呂・・と生活に追われるのはストレスだけど、音楽に追われるのはとってもうれしいことだ。