「老後本」によく書いてあるのは「今日行くところと今日の用事」の「きょういく、きょうよう」だとか「経済的と肉体的と人的資産」だとかが必要、大切だって。
「カネ、健康、関係」の3Kだ、とブログで書いてる人がいて、ああ、うまいこと言うなーと感心したもんだ。
カネについては書きたい人も本もゴマンとあるので譲るとして、健康もねえ、大事にしたい人はすれば?
あたしは長生きしたいわけじゃないのよ。若さは保ちたいけど。若さが無くなったら、つまり生活に楽しさが無くなったらそこで死にたいな。むしろ日本ではどんどん死ぬのが難しくなってきたよね。
関係、も。関係を保つために努力するのは、いやだ。そんな辛いストレスないわー。
幸い、今は退屈しない程度の人数の仲良しさんがいるから、彼女たちが健康でいてくれる間は苦労しないしこれ以上増やしたくもない。いろんな年代の人がいるよ。むしろ人数を減らしたくて困ってる。
そんな結びつきの強い関係じゃなくてね、行きずりの人とだって楽しコミュニケーションってできるんだよ。
滅多に入らないファミレスでランチを頼んだら、「お水とスープはあちらのドリンクコーナーでセルフとなっております」と教えてくれた。
「えっ?スープももらっていいんですかあっ!(≧▽≦)」と喜んだら「あ、はい、ランチについてるんです、でも、具はなんにも入ってないんですけど(^-^;」とはにかみつつニッコリ。
「うふふ。期待しすぎちゃいましたね」
で、メインの他にサラダも頼んだのになかなか出てこないのでテーブルのブザーを押したら、なんとサラダを二皿も持ってきたんです。
オーダーしたチキン入りシーザーサラダの大皿と、小さい生野菜だけの皿。
え。と固まるあたしに「こちら(小)はランチセットに付いているものです」と説明してくれる。
く、くーっ!メニュー、見落としました・・・
思い切り苦笑いするしかないアタシに、またしても店員さん、マスクの下でニッコリしてくれた。カワイイ!
仲良しさんなんていなくたって、引きこもりでなければいくらでもコミュニケーション楽しめるんだよね。特にBBAになってからは。
うん、30代まではできなかった。一人で外食できるのはハンバーガー屋がせいぜいだったころ。
人嫌いは治ってないけど、長年生きてると、まあまあコミュ力って付いてくるもんだね。歯医者さん(少し年上女医さん)からも「よはねすさん、好き(#^^#)」って告られたのが自慢。先生、あわてて「あ、ヘンな意味じゃなくて!」って付け加えてたよ。
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