定年退職したのに元の職場に遊びに行ってしまい、邪険に扱われるって話を漫画などで見ます。 あれは実話なのかな。 昔うちの会社でも、リタイアして相当な年月が経ってるのに現れて、仕事用だけど常に余っている週刊誌をねだっている元役員さんを見掛けたことがある。 まさか毎週来てたのかな。聞けばよかった。 老後本によく書いてあるのは、みんな退屈で困るってこと。 早期リタイアしたい人たちは、そんなことないよね!困るぐらいならリタイアしなければいい? あたしは早期といえるほど早期でもなく(59歳と半年)、 「65歳まで勤めてもいいけど 辞めるなら3月末にして欲しいなあ」 「誕生月まで辞めないんなら、4月からは有休あげるから会社からいなくなって欲しいなあ」 と会社がいうので、ちゃっかり有休をもらって「働かないおばさん」になります。 という消極的なリタイアだから、退屈にならないように考えてるよ。 まずはさ、趣味の図書館通い。 予約枠なんてすぐ使い切っちゃうから、在架状態なのに遠くの図書館から取り寄せる予約ができない。 自分の足で歩いて行って、在架図書を自分の手で取って借りられる。 それで、都民になって3年経つのに歩きまわるヒマがなくできなかった「土地勘磨き」もする。 ワクチン打つためにニ駅離れた保健所に行くときには、ささやかに鍛えた土地勘がすっごく役に立ったんだ。 通る道沿いにある飲食店、片っ端から入ってみる。ローリング作戦。 座り込んでいい公園を見つけたら、おにぎりとスープジャーなんか持ち込んで一人ピクニックもしたい。 食べ物つながりで言うと。 今まで、休前日しか飲めなくなってたアルコールを、それも最近大好きになったスパークリングワインを、飽きるまで毎日飲んでやる。 飽きなかったら、どうしよう(笑)。あんまり続けちゃいけないってことはわかってますとも。 あとね、楽器の習い事をしたいの。チェンバロってみんなわかるかな、バロック時代の鍵盤楽器だよ。 昔からこの楽器の音楽が好きだったけどね、ピアノで弾いても感じが出ないんだよね。 東京って、さすがは東京だ。チェンバロ教室がうちの近くに三つもある。 今まで、服を買いに行く時間を捻出するのがすごく大変だった。有休取って買いに行くしかない。 何かの用事で通りがかったとき気になる服があっても、ひと目しか見る時間はなかった。 ま、それも小金が貯まった一因かもしれないけどさ。 そういう必需品だけじゃなくて。 駅ビルを通り過ぎるときに引っかかる新商品とか、ゆっくり見たい。 作る時間と食べる時間もなくて作っていない大量のレシピも、やっと実践できる。 BBAともなりますと。健康ヲタクの努力もむなしく、体が言うことを聞かなくなってくるんですね。 自分では、健康すぎてきっと140歳ぐらいまで生きちゃうんじゃないか、生活費どうしよう、 知り合いもみんな死んじゃって寂しいかなあとか要らぬ心配をしてたよ。笑止千万。 特に指先が痛いのが困るんだ。 だからさ。体が動くうちにやりたいことやっとかないと。 飲みたいもの飲んで、食べたいもの食べておきたいのよ。 65歳まで働いたら、目も悪くなって本も読めなくなるかもしれない。 公園で座り込んだらホームレスと間違われるかもしれない。 いや、実はすでに疲れ始めていて。 忙しくても好きなもの料理してインスタグラムに毎日2回ぐらい上げてたのに、最近は 平日は納豆と味噌汁と生野菜だけの日が増えてきた。ちなみにご飯はあまり炊かない。 早く料理始めないと、ますます作れなくなるぞ。 今より若い日はもう来ないからね。これからの人生を考えたら、今日が一番若い。 高校3年のとき、生徒の受験勉強をあおるために先生が「今より早い時はない!」って集会でぶってたよ。
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コメント
まだ1年だから偉そうにいえないけど、退屈することないねー。
1日に入れていい予定は1つだけ。で、開いてる時間は好きに使って良い。
パーらだいす
本好き、ブログ書き、ならなんの心配もないと思う。
平日の街歩き、たのしーし。
あ、性格の悪くなることが一つ。
祝祭日なんていらない。みんな毎日働いて
にゃんた様!それ、信じてよいですか。とても、希望が持てます。ありがとうございます。
性格悪い?ふふっ。わかりますが、きっと普通でしょう。
働いてる間ずうっと、たまの有給休暇とかで昼からビール飲むのが最高に幸せでしたから。
あ、にゃんたさんはお酒なしでもそれをちゃーんと味わえてるんですねえ。尊敬です。