チェンバロ発表会二年目 いよいよ本番

チュッパチャプスでくじ引き 音楽
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発表会場に戻ったら、出演順のくじ引き。
昨年は先生手作りの、ハート形の二つ折りの紙にリボンまで付けてくださった可愛い札を引いた。
今年もそうだろうと思ってたら、なんとチュッパチャプスを花束のように握られて。

あたしは二番を引いたよ。

午前のリハーサルでは、あたしも含めみんなミスタッチなど間違いだらけ。
間違ったら、納得するまで弾き直し。

しかし本番ではみんな、間違えない。ちょこっと間違っても決して弾き直したりせずそのまま最後まで続ける。
あたしも、リハでは手の痛みがとても気になったけど、本番ではなぜか一度も痛み知らずで弾き終えて。
盛大な拍手をいただいてうれしいけど、速くなっちゃう癖は直らなかったなあ。

たぶん、演奏がよかったというより、「いい曲だ!」と思って拍手をくれたんじゃないかなあ。
あたしがこの曲を選んだのは、みんなに「こんないい曲があるんです」って知って欲しかったのも大きな動機。

ああ、最初に検索したときは広告入らず見られたんだけど、今見直したら広告入っちゃった。ごめんなさい。
でも視覚的にももちろん面白いけど、音楽的にもすごく魅力的。
あたしは、特に出だしはこの倍ぐらい時間をかけてゆっくり弾いたよ。

この曲は、ハルヴォルセンという人によって、バイオリンとビオラの二重奏に編曲されてね。
以前このブログでも紹介したことがある。こっちは、クラシック界ではかなり有名な曲だよ。

原曲がチェンバロ曲だと知った時からずっと、これを原曲で弾いてみたいと思ってたんだ。


最近、もっと簡単な編曲が流行ってるよ。一人で弾く用だけど、さらにこれを親子で連弾すると、かわいいんだ。

全員の発表が終わって、一人ずつ感想を言わされたんだけどね。
「ヘンデルとか、今まで知らなかった曲が聴けてよかったです」という人がいて、本当にうれしかった。

あたしはね、ひとり珍しい曲を弾く人が気になった。
会場に現れたときは男性か女性かどっちかわからなかったほどのショートヘア。
服装もラフなコットンパンツ、マスクに眼鏡で声も低めだけど、女性だった。

この人が堂々と弾いたのは、ルイ・クープランという作曲家の曲で。
クープランはバッハみたいな代々音楽家の家系でね、チェンバロといえば普通フランソワ・クープランなのよ。
その叔父だか伯父だかが、ルイクープラン。少しはチェンバロ曲も作ったんだね、でもあたしはひとつも知らない。

その、さほどに有名ではない曲をね、これが同じ楽器かしらと思うほど美しく響かせて。
まるで先生が弾くように、バロック時代の世界に引き込まれる演奏だったの。

同じ先生に就いてて、こんなに上手な人がいる!って、あたしはあんぐり口を開けてしまったよ。
後日レッスン時に、「あの人はいったいどういう人で、何年ぐらい習ってるんですか」って先生に聞いちゃった。
「とても熱心に勉強される方で、ピアノも元々かなり弾かれるけど、ほかにチェロも弾かれるんですって」
年数は教えてくれなかったけど、あたしももっと熱心に練習したらあそこまでの域に達するんだろうか。

本日のオマケ

きのうの昼ご飯。

わたしもわさび好きなので。わさび仲間(?)のにゃんたさん が「わさビーフ味」のこれを召し上がった記事をみて。

コンビニは楽譜のプリント時しか立ち寄らないし、カップ麺だって原則食べないこのわたしがそそのかされすーぐ影響されてファミマに駆け込んだのよ。

わさびが強力にもほどがある、ような貴重なご意見を伺い、まず粉末スープを入れる前に味見。もうその段階で、塩分はちょうどいいぐらいよ。

こわごわと粉末を1/3ほど。うわ、もう目に沁みた。でも味はまだまだ。さらに1/3追加、味はちょうどいいけど目に来た。これ以上入れたら塩分も超過だけど目が耐えられない!

わかってたんでね、ほんとは冷たいクリームパンでも待機させたかったのに、ファミマになかったので。

代わりに、これまた大好きな抹茶味のテリーヌと。

ねっとりの食感はいいけど、原材料を見てしまった。ほとんど加工油脂でこのねっとりを作ってる。うれしさも中ぐらいなり。

もうひとつ、こないだから気になってたゴディバのフラッペは。麵を食べる間冷蔵庫に入れておいたけど、かなり溶けちゃったあ(T_T)

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コメント

  1. うなゆき より:

    勝負は心理戦やな
    特に2:30秒過ぎたあたり
    相手を追い詰めます
    で、最後は勝利宣言
    演者の表情がコミカルなのが救いやけど
    これ、黄昏時の魔の刻に聴いたらアカン曲やで。

    親子連弾と同じ曲とは思えんワ〜

    • よはねす よはねす より:

      なかなか面白い演出でしょ。パッサカリアとかシャコンヌとか、いろんな名前の変奏曲があるけど、同じ部分を繰り返すとき装飾音符を買えたり付け足したりの妙技が見せ所なんですよ。

      親子連弾の編曲もうまくできてるでしょう。まだ楽譜が読めない子も何とか弾けるぐらいの難しさで、なおかつ子供でも理解しやすい心に刺さる短調なのがいいと思うんだあ。

  2. にゃんた より:

    親子連弾をBGMに。
    最後の笑い声がかわいい。
    カツラの人よりこっちのが好き。

    わさビだったのね。結構くるでしょう
    抹茶味テリーヌ、色がワサビ色。

    • よはねす よはねす より:

      親子連弾、笑い声に負けちゃいました(笑)最初にみたのはインスタグラムで、白人の父と子がセピア色の画調で、切なさをぐっと演出してました。

      わさビーフ味、肉みたいなカケラは入ってましたけど、あれ、何なんでしょうね。
      もしテリーヌがわさび味だったら、ちょっと買う勇気出ないところでした!