やっとコンサートを楽しむ余裕ができたが

音楽

きのうは、久しぶりに奏楽堂のチェンバロを聴きに行ったよ。

毎週日曜、基本的にはチェンバロとオルガンを交代で、300円で聞かせてくれるのだけど。
夏の間はチェンバロをやらずオルガンだけになっちゃったし、秋になってからは日曜の予定がぎっしりで。
室内楽とオケの発表会が先週済んで、やっとひと息ついた。

ただね、チェンバロならなんでもいいというわけではない。
知っている曲じゃないと、楽しくない。
プログラムはネットで見られるけど、コンサート直前になるまで公開されないんだ。

今回のプログラムはこちら。

フレスコヴァルディ?知らないなあ。フレスコバルディなら有名だけど。
意地悪な書き方しちゃった。ジローラモ・フレスコバルディはFrescobaldiである。とは、たった今辞典で確かめた。

辞典を引っ張り出したのは、2曲め「ケルル」ってまったく聞いたことがないから。・・・やっぱり、名前も載ってないな・・・あたしの辞典1988年発行だから、ケルルの楽譜は出版当時まだ発掘されてなかったのかも。
YouTubeの検索窓に「ケルル」と入力したら、すぐ「ケルル パッサカリア」という予想候補が出てきたから、ネット界ではしっかり認識されてるのねえ。

いやー、フレスコバルディの曲で、面白いと思った曲ないんだよね。最悪だなあ。
でも、ケルルのパッサカリアは聴いてみたら少し期待が持てた。
ヘンデルのパッサカリアのように、同じコード進行を延々と繰り返す形式なのでわかりやすい。

3曲めのバッハは、バッハ嫌いのあたしでも一応知ってる、超有名曲。
冒頭はかっこいい。しかし、長いんだよ。何度聞いても、冒頭しか意識を保ってられない。

結局、ケルルもYouTubeでは最後まで聞けたのに、会場では寝ちゃった。
せっかく金髪の可愛い大学生が、目の覚めるような青いドレスで披露してくれたのに。
チェンバロという楽器の説明や、曲の紹介もよかった。
トッカータって、「触れる」って意味なんだってね。初めて知った。
「バレット」は踊りだって。ああ、バレエのスペルはballetだったね。

ああ、また300円無駄にしてしまった。

夜8時になって、パートチーフから次回演奏会の楽譜が送信されてきた。

そして11時半にはトップ奏者からメインの1曲だけ、ボウイングをつけて送ってきた!

二人とも、えらいなあ。
パートチーフはいつも、すごく連絡が遅くてみんな困ってたんだけど、今回は馬鹿に早い。
そしてトップ奏者はいつも仕事が速い。相当前から準備してたんだろうなあ。
「とはいえ皆様、ぜひ一休みしてください」だって。それ、そのままアンタに言って差し上げたいわ。

あたしが無駄な時間を過ごしてるあいだに、みんなしっかり準備してるのか。
今日はあたしも、楽譜の製本とボウイング写し、やろうかね。

本日のオマケ

パプリカがせっかく2色あるのでレシピを探したら、タコを使うカレーが出てきた。

実はね、先週木曜にコンサートがあった日からずっと、お通じがないのよ。まだ緊張が解けてないみたい。それまでは快腸だったんだけどなあ。

キャベツの千切りは効く気がするんだけど、だめなら大根の梅流しをやってみるわ。

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