ちょっとストレスあるぐらいが多分一番幸せ

音楽

日本全国の皆さま、台風で今被害に遭ってるひと、これからの進路が見えず戦々恐々としてるひとがたくさんおられるだろう。

倒木でもあったら、危険でもすぐ片づけに行かなきゃならないお仕事、その他事務員でも月末だから出社しなきゃならない人、いつでも開けなきゃいけないコンビニもデパートも銀行も、みんな大変だあ。

東京は今のところ、毎日のように降る降る詐欺と言える。風が強めの日ならあったけど、たいした風でもなかった。
台風が来ないうちにベランダの植木鉢を隠したり、できるだけ図書館に本を返したり。

きのうは3週間ぶりの、チェンバロのレッスンだった。
レッスン時間を夜にずらしちゃったからなあ。夕方から雨の予報じゃ、降られるわい。
・・・と思ってたら、やっぱり降らない。歩いて行けた。

電車を使うつもりで早めに家を出たら、逆にかなり早く着いてしまった。
本を読んで扉の外(屋内よ)で待っていたら、先生が気づいて早めに入れてくださった。
「早く始めたから今日はこの時間までネ」と言われたのに、結局次の生徒さんの時間まで目いっぱい教えていただいちゃった。

課題曲バッハのプレリュードは、元々はリュートのために作曲された。
当時リュートはとても人気がある楽器だったそうだ。
ちょっと聞くとギターと区別がつきにくいけど、あたしはギターよりリュートの音色のほうがずっと好き。

チェンバロで弾くとこんな感じ。

一音一音、指をきっちり上げないで、和音を重ねるように響きを作ると教わってびっくりだよ。
2年以上習ってきたけど、そんな弾き方は今まで聞いたことがなくてうれしいショック。
うまく弾けたように思ったけど、これはまだまだしばらく弾いてくださいと言われ、マルはもらえなかった。
実はバッハは真剣すぎてあまり好きになれなかったんだけど、これはいい曲だなと素直に思える。
まだしばらくこの曲と付き合えると思うと、逆にうれしい。

次の曲。前回出された宿題は、ちゃんと先生の目的に合っている内容にできているかドキドキしたけれど、「よく考えて作ってあります」とホメていただき、ホッとした。

レッスンが終わったら、風はないけれど普通にしとしとと雨が降ってた。
ひと駅だけ電車に乗ると、ああ忘れてた、通勤客がぎっしりだ。
働かず遊んでる人間が、ひとり分混雑を加えてしまって申し訳ない。
ちょっと空いている車両を探して乗り込んで。
最寄り駅に着いたらそこで時間調整だって。
乗ってるみなさん、本当にお疲れ様。

友とのいさかい、オケ役員の仕事、病気や台風。
退職しても、ちょっとしたストレスは何度でも経験するね。

遠い親戚のおじさんは、奥さんがすべて身の回りのことをやってくれるらしく、退職してほんの数年でヨイヨイになって亡くなってしまった。
あたしみたいな、ほんの少しのストレスは、きっといい刺激になっているんだと思う。

本日のオマケ

きのうの昼は、2日前のサバポテサラだけでお腹いっぱい。チェンバロレッスン前に小腹が空いたからあずきバーを食べて行った。

帰ってきてからは、ピーマンのトマト煮が残ってるから安心。

ほんの3センチ残ったズッキーニをせん切りにしてオムレツを作って、トマト煮をソースに。

ちょこっと添えてあるのはトミーノチーズ、見た目カマンベールに似てるけど、焼いて食べるものなんだって。

ちょっと足りなかったので、この後久しぶりにヨーグルトとフルーツグラノーラキウイをデザートにしたよ。

体調は復活したはずだけど、料理のサボりぐせがついちゃって困る。

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コメント

  1. にゃんた より:

    わざわざお金払ってレッスン受けるのってすごいなって思ったけど、わざわざお金払って走らせてもらいに行くのも似たようなもんか(^^;
    ストレスは耐えられる程度のもんなら、いいかかな。ストレス耐性弱めにできてるので、いつまで経ってもビクビクしてるけど。

    • よはねす よはねす より:

      えー、レッスンにお金払うのは当たりまえでしょう。まあちょっと、趣味としては高い気もしますけど、「高い」と思うようじゃ趣味と言えないんだ、って昔ヅカファンの同級生が言ってたなあ。
      あたしも、ストレス耐性低いような気がします。すぐぶん投げたくなる。投げないで我慢したからここまで生きてきたんですよね、にゃんたさんもあたしも。

  2. うなゆき より:

    チェンバロ、これって音を重ねてるの?
    凄ーく響く感じです
    なんか、直接来る音と一度壁に当たって反響する音が混ざっている感じです

    • よはねす よはねす より:

      おお、プロっぽい発言。そうなんです、フィンガーペダルとか言ってたかな、指で鍵盤を押さえたままにして重ねた音を響かせるの、ピアノじゃ音が濁っちゃうけれど、残響の短いチェンバロならではの技でした。

      リュートみたいに、チェンバロも弦をはじいて音を出すので、「直接来る音」がよく聞こえるんですね。