きのうは1週間ぶりのチェンバロレッスンに行ったよ。
先週のレッスンの最後に、先日松本迎賓館で遊んだことを先生に話したら興味を持ってくださって。
迎賓館では、チェンバロの通奏低音をやらせてもらったのよね。
ただし、数字譜が付いてなくて、両手ともリアリゼーションされた楽譜を配ってもらったので数字譜の勉強にはならなかった。
先生から、「数字譜がついたスコアがあるからそれを持ってらっしゃい」と宿題をもらってたんだ。
「数字を読んで和音に変換」が目的なのだけど、出来上がった楽譜で遊んだから、その記憶である程度弾けちゃう。
しかし、あたしが弾ける和音って最低限。
先生が手本を弾いてくださったら、まあもんのすごくゴージャス!!かっこいいのよ。
迎賓館ではあたしの貧弱な音が、オーケストラにかき消されちゃって、あっても無くても変わりないような演奏だったなあ。
先生の弾かれた通りに、なんとか弾いてみる。先生「そ、そーそーそ」と励ましてくださる。
でも先生とは雲泥の差、ってことは明らかよ。
スコアだと、全曲印刷すると70ページにもなっちゃうんでね。
最初の2曲だけしか製本しないで持って行ったのだけど、最初の1曲だけでもうお腹いっぱいよ。
これだけ、また続けましょうと言われてホッとした。
でも、自分がよく知ってて、好きな曲で勉強できるって楽しいね。やる気出る。
次、おさらい会で弾いたスウェーリンクの「涙のパヴァーヌ」。
先生は、チェンバロからずっと離れたところに腰掛けて遠くから聞いてくださった。
ああ、おさらい会の時よりももっと落ち着いて弾けた。
先生も「よはねすさん、とても上手になりましたぁ!」と褒めてくださる。
あたしもやっと、弾きたいように弾けたと思った。
「なりましたよね、あたし!」と叫んでしまったよ。
一点だけ、妙に元気になってしまって可笑しいところを「置くように」と指導され。
そして、無事、「この曲はもう、これでいいです」と卒業宣言をくださった。うれしい!
次、五十年越しのラモーのガヴォットは、まだまだ。
いいの、これ、一生卒業したくないかも。ずっと毎日触れていたい曲。
そして同じラモーの曲集のなかから「アルマンド」を冬休みの宿題として、いただいた。
「これなら、ガヴォットと同じ調なので、セットとして弾けるし」とおっしゃる。
先生、いつも曲を選ぶときに調を大切に考えてるんだよね。
チェンバロって、それがすごく大切なことみたい。
習うまで、まったく頓着なかったことだ。新鮮。
この曲は以前の先生から、別の教科書でちょこっと習ったことがある。
ブログでもう紹介したかしら、と検索したら、今の先生から既におさらい会の候補曲として提案されてた。
完全に忘れてたよ!でも、楽しみ~
本日のオマケ

あれ。ツリーの電飾が赤になる瞬間を撮れたと思ったんだけど、3枚全部緑の瞬間だったわ。
レッスンに出かける前に、白菜や冷凍きのこや厚揚げを調理台に準備して行ったんだ。刻んでトマトジュースで煮て、それをスキレットに移してチーズ掛けて焼いた。
冷凍モッツァレラは前日から緩やかに解凍して、生ハムで挟んでみたよ。レッスンの帰りがけにトマトを買おうとしたら、高くて買えなかったんだ。でも生ハムも、モッツァレラには合うね。
右端の黒い塊はプルーン。クリームチーズを詰めてみた。飲み物は、甘~いグリューワインをヤカンで直接熱して。

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