いつものじゃない室内楽

交流、交際
文京シビック小ホール

歌曲リサイタルのあとで行ったのは、室内楽発表会。
なにかのフリーペーパーに載ってた。
どんな団体だか皆目見当がつかないけど、少なくとも子供向け音楽教室ではなさそう。
うちの近所だから、軽い気持ちでのぞいてみることにした。

開演の30分前に開場。
リハーサル練習をホールステージでやってるからロビーに音がだだ漏れ。
まだ入っちゃいけないかと思って待ってたけど、入る人も少しいるのであたしも入って聴かせてもらった。

あらま。バイオリンさん、知ってる人だった。
あたしの行く室内楽の会員さんで、ところどころで顔を合わせたり二言三言ぐらい言葉を交わしたこともある。
でも、そのほかは全員知らない顔だ。

イラストはたぶん東京ドームだね

文京区在住・在勤&学者というメンバー構成だそうで。
本番1曲めに、知ってる人が出てる。
メンバー紹介によると、どうもみなさん東京大学医学部出身らしい。
え、あの人東大卒なの?医者って話も、誰からも聞いたことないよ。知らなかったー。

2曲めはお琴とバイオリンデュオ。
ほんとは尺八のところをバイオリンに置き換えてるけど、違和感なし。

お二人とも立奏


お二人とも和装、教養ないあたしは付け下げというのか訪問着というのかわからないけど。
宮城道雄「春の海」で、もう正月気分になったよ。

その直前に、遅れて入って来た観客を横目で見たら、知人にそっくり。
入社したときの部長の娘さんで、親同士が麻雀仲間だったので、小さいころ何度かうちに遊びに来たことがある。
そればかりか、のちにうちの会社の子会社に就職したので、毎日のようにお昼ごはんを一緒に食べる仲だったんだよ。

彼女がなぜ退職したか、覚えてないや。
歩く彼女をずっと目で追って、席に着いてからも凝視してたら目が合った。
3秒ぐらい見つめ合ったけど、確信が持てない。他人の空似、かなあ。

休憩時間になって、確かめるために彼女の席まで行った。
彼女は、あたしがいた席の方をちらちら見てる。やっぱりY子ちゃんかしら。

間違ったらごめんなさい、M田さんですか、と言おうとしたんだけど、至近距離でみるとやっぱり別人ぽい。
勇気が出なくて、そこであたし、帰っちゃった。

今さらY子ちゃんと付き合いを再開したいつもりもないし。
決して悪い人でも暗い人でもないんだけど、当時の彼女の話はどちらかというと愚痴みたいな話がほとんどだった。
会ってうれしい、とまでは思えなかったんだ。

あれ。今あたし、話しかけなかった言い訳を一生懸命考えてないか?
気にはなってるけど、やっぱり話しかけなくて正解だったと思いたいんだな。
どういう心理だろうね、これ。

本日のオマケ

クラッカーにつけるペーストは、フムスとピーナツバターの2種

きのうの夕飯はコンビニおにぎり1個だったんでね。変わり映えせず申し訳ないが、簡単な昼ご飯をば。

いつもと違う一品は、きのこと蕪の和風マリネ。生きくらげが安かったので、在庫冷凍のまいたけやしめじと一緒に。元レシピは蓮根だったけど、冷蔵庫の片隅に忘れてた蕪があるのを発掘して、まとめ作り。

やたら健康に詳しいインスタグラマーのレシピなのだけど、「粉末だし」なんて使うのよ。天然だし粉を切らしてしまったので、なぜかうちにあった鶏がらスープの素とマキシマムを入れてみたけど、おいしくなーい。

レシピどおり蓮根を使えば、しゃきしゃき食感でおいしかったのかなあ。

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コメント

  1. うなゆき より:

    尺八無しの春の海、想像も付かないヨン 
    よくヴァイオリンを合わせようと、思いついたもんでござるよ

    蕪とシメジ類のマリネも興味深いなぁ
    蕪って、歯応えが様々でしょ。
    たまに 、柔らかいのに当たってガッカリなので
    滅多にに買わないのよね

    • よはねす よはねす より:

      プログラムによれば、フランス人のバイオリニスト、ルネ・シュメーが編曲して宮城道雄本人とレコーディングされたそうです。その録音かわからないけど、たまーにラジオで聞いたことはありますよ。けっこう世界中でヒットしたようです。

      かぶ、よく契約農家から届くので、自分でスーパーなので買ったことがないです。特に蕪でなきゃ、って料理もないし、届くといつも持て余してます。
      そうね、漬け物とか菊花かぶとか、言われてみれば硬いほうがおいしそうですね。

  2. にゃんた より:

    もういまさら昔の友達との旧交温める必要もないしね。
    別に新しい友達もいらない。

    今回宿で、もうひとり別の参加者が一緒で、ご飯の時間が一緒なんだけど、自慢話(友達の自慢も含めてー今回の優勝者知り合いなんですよーとか)ばっかエンドレス。
    もういい加減うっとうしくなって、かなり適当に扱って最後の帰りの電車はまるでしゃべりませんでした。。

    • よはねす よはねす より:

      そう、そういう意見が欲しかったのです!ありがとう。友達増やしたい人は旧交を温めるのもいいでしょうが、そうじゃない人には年齢と共に自然に増えてしまう友達を減らすのに苦労しますね。
      これからもお友達でいて欲しいと思う人が、相思相愛ならいいのですけど、そうじゃないときは感づいて欲しいですね。むずかしいけど。