で、きのうは市民オケの定期演奏会直前の総さらい練習に行ってきた。
ティンパニを8台も入れるしハープも来るし、練習会場がギッシリ狭くなる。
普段、楽器ケースは後方の空きスペースに並べておくのだけど、きのうはわざわざ別の会議スペースを借りてそこに置くようにと指示があった。
そこまで考えて準備する事務局長さんや運営委員さんに感謝しかない。
前回、かなりキツいお叱りを下さった指揮者も、最初は穏やかに微笑む。
序曲、協奏曲、問題の箇所はあたしは変わらず弾けないけれど、たぶん遠目にはいかにも弾けてる風に装うことができるようになった。
「では次、交響曲の1楽章をやってから休憩にしましょう」と指揮者が言われ、なぜか隣席の楽譜係クンが「えっ」と慌てる。
あたしたち、一番後ろの席だからね。
その後ろに、交響曲で使うハープさんが入ってくる。
それまでスペースが無くて、ハープは廊下に置いてあったの。
協奏曲のソリストが帰ったら我々全員が前に詰めて、ハープの入るスペースを作るという計画らしい。
楽譜係クンがサッと立ち、出入り口の扉を開けて押さえてる。
彼、その計画を聞いていたのか。いや、彼のことだから言われなくてもすぐわかってたんだろうな。
前から順に椅子を詰めていく。彼の椅子に楽器が乗せたままだから慎重に、あたしがずらす。
で、あたしのちょうど真後ろにハープさんが設置された。
振り返って、ニコニコしてしまう。
ハープさんは以前から何度も来てくれて顔なじみ。明るい人だ。
「後ろからご迷惑をおかけします」なんて言われちゃったので「いーえとても楽しみです」と答えた。
そんな挨拶じゃなく、楽譜係クンのように搬入のお手伝いができる方がよほど気が利いている。
で、頭の後ろで直接「ぼーん」と鳴るハープは、実に美味しい。じっくり味わった。
で、やっぱり難しいところは弾けないのだけど、あたしは楽しく弾けたのね。
ハープさんから見て、きっと弾けてるように見えたんじゃないかな。
ところが、練習が終わったら、お隣の彼がやっぱり「楽譜、持って帰る?」とあたしに差し出してニヤッと笑うのよ。
あ、あらー。やっぱりあたしが弾けてないのが、よほど気になるのね。
自分の楽譜でも練習できるから、要らないんだけど。
「そこまで言うなら、お借りしますか」と受け取ったよ。
指揮者も、やっぱり前回と同じように厳しい表情。
「あと1週間で、仕上げてください」としか彼も言えない。
お互い、「仕上がるかよ」って思ってるよね。
あたしの、真ん前の人もたぶん仕上がってないと思う。
まあ、目の前の人さえ目に入る余裕もないのだけど、たまにあたしと動きが違うことに気づく。
どうも楽譜の書き込みが間違ってるみたい。
あたしが前列の楽譜を一生懸命のぞくと、隣の彼が「これで大丈夫」と我々の楽譜を指す。
わかってるわよ、アンタの楽譜は誰よりも完璧。
で、練習が完全に終わった時、前列の彼女が彼に楽譜を借りてた。
普通は、前の列の人のを写すものだけど。やっぱり断然、こっちのが見やすいもんね。
なので、交響曲だけは借りずに、そのまま帰ってしまったの。
宅配の不在通知メールが来てたので、18時までに家に着かないと、って焦ってた。
でも、駅のホームで電車待ちしてたら、彼が後から来てあたしに向かってきた。
「間に合ってよかった」と、その交響曲の楽譜を差し出す。
焦ってたので本当に忘れてたんだけどね、申し訳ないことをした。
宅配はサプリの小箱なので、宅配ボックスに入れてもらうよう手配しておいたんだ。
なのに不在通知が来たってことは、ボックスが満杯なのかも。
再配達の指示コメントに「ボックスに入れてくれ、満杯なら対面で受け取る」と書き込んで、時間指定を18-20時にしたのね。
しかし、電車を1本逃してしまったのでギリギリ。
マンションの入り口で時計をみたら18時2分。大丈夫かなあ!?
そしたら、エントランスから緑の制服をきたいつものクロネコ兄ちゃんが出てきた。
手には小さな紙箱。
すいませーん、それもしかしてよはねす宛てですか!?
と飛びかかって聞いたら、当たり。やっぱり、ボックスが満杯だったんだって。
ハンコ持ってないけど、確かそれは大丈夫なはず。
よかったーと叫んで、奪い取った。
2分遅刻してしまい申しわけありません!今後ともよろしくお願いします。
でも、もしかしたら部屋の外での受け取りって、規則違反かなあ。
だって、部屋番号が合ってるからと騙って、他人が騙し取るような犯罪ありそうだもんね。
このお兄ちゃんはあたしが個人的に大ファンで。
いや、その割りにお茶一杯も出したことないけどさ。
兄ちゃんも同じようにあたしの顔を覚えていてくれてるとは限らない。
もしも、規則を犯させてしまったとしたら申し訳ないなあ。
今度この人がうちに届けてくれたら、きのうのお礼を忘れずに言おう。
本日のオマケ


昼ご飯、それほどお腹空いてないし時間もない。いつもなら煎餅や柿の種で済ますところ、ちょっと気持ちに余裕があったのでうどんを茹でた。
うどんじゃ炭水化物しか摂れないという罪悪感がある。でも、煎餅と柿ピーだって同じ。うどんの汁を味噌汁にすれば罪悪感が無くなると思ったが、暑くなってきたので急遽冷やしうどん。白だしをちょこっと混ぜただけ。色が寂しかったので食べるラー油を乗せたら、味もグッド。
夕飯はワインのために用意した。二日前に二日酔いだったのにやっぱり飲みたいあたしは中毒予備軍か。
小松菜としらすのバターオイル煮は、ワイン用というわけではなく健康レシピ。

じゃがいもマリネ はサントリーさんのレシピ。エシャロットなんてオシャレなものがないときは玉ねぎのみじん切りを水にさらせばOKとのこと、助かるう。
これが、なぜか「赤ワインに合う」とサントリーさんは言うのよ。そうかねえ。小松菜しらすは白ワインだと思うけど、せっかくなので赤ワインもいただいたわ。

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